【スペシャル記事】採用担当者から新人薬剤師へインタビュー★
今回は、今年の春入社した新人薬剤師へ採用担当者からのインタビュー形式でお届けします!
採用担当者(以下、採用):今、就職活動を始めている学生さんも多いと思いますが、大学時代の就職活動はいつ頃から始めましたか。
新人薬剤師(以下、新人):8月までの実務実習が終わってから、すぐに合同企業説明会に参加していました。まずは企業説明会の雰囲気に慣れるのを大事にしていて、冬頃にかけてどういう風に動いていくかをイメージしました。
採用:就職活動をする上で、どのようなことを大事にしていましたか。
新人:在宅医療に深く関わりたいと思っていたので、「在宅医療業務に力を入れていること」を軸にして企業選びをしていました。
採用:たくさんの企業の中で、ナカジマ薬局に決めた理由はなんでしたか。
新人:在宅医療を行うことが当たり前になっている中で、ナカジマ薬局は在宅調剤センターのように在宅に特化した施設があるというのがとても魅力的でした。他には、独自の「テレフォン服薬サポート🄬」など他の企業が取り組んでいないことを率先して取り組んでいたことも大きな決め手でした。
採用:入社する前と入社した後の会社のイメージは変わりましたか?
新人:あまり変わりませんでした。アットホームというか、職員間でコミュニケーションを密に取っているなという印象は変わらないです。
テレフォン服薬サポート🄬も実際にやってみて、患者様に驚かれることもあるのですが、感謝していただけることの方が多いので、私が就職活動の時に先輩方から聞いていた内容とあまり差はないかな、と思います。
採用:入社から約半年たちましたが、今の気持ちを聞かせてください!
新人:患者様の投薬をするときに、薬を飲むことに対して不安や抵抗感を持っている方がとても多いなと感じています。新人であっても他の先輩薬剤師と変わらずに質問を受けることが多いのですが、いかに必要な情報を正しく伝えられるかというのが難しくもあり、楽しくもあると最近思い始めています。
採用:これからどのような薬剤師になりたいですか。
新人:私が在宅医療に興味を持ったきっかけの薬剤師さんが、患者様やその家族、施設の方から薬剤師としてだけでなく、人としても信頼を受けている姿を見て、私も関わる方にとってそういう存在になりたいと思いました。相手からのニーズを短い時間でキャッチし、それに応えられるように、知識や経験を重ねていきたいと思っています。
採用:最後に、薬学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
新人:コロナ禍で大変な状況の中、採用担当者や先輩薬剤師と直接お会いして、話を聞く機会も少ないかと思います。だからこそ就職活動を進めるうえで軸となるものをしっかりと持って、それを達成するために何をすればいいかということを今まで以上に考えないといけないと思います。
国家試験の勉強や卒業研究もあり、大変かとは思いますが、その中でできることはたくさんあると思いますし、チャンスを逃さないようにしてほしいです。