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第9回大会(2019年)

2021.09.16 04:55


メイン・スポンサー

(株)ナガサワ文具センター


テーマ

新たな書(描)く文化の創造 ~Kobe INK 物語のマーケティング~


入賞校

1位:法政大学

2位:公立鳥取環境大学

3位:神戸市外国語大学


概要

本大会のメイン・スポンサーである株式会社ナガサワ文具センターは、1882 年創業の文具・事務用品専門店で、文具業界を代表する老舗です。

近年では、IT・デジタル化、物流のEC 化などが急速に進行する中、時代に沿った新しい商品を提供していくとともに、「書(描)く」ことへの拘りを重視し、「デジタルの便利さ」に対して「アナログの温かさ・豊かさ」の提供にも尽力されています。

「Kobe INK 物語」は、ナガサワ文具センターが企画・販売している万年筆用インク商品(2019 年 7 月現在全 72 色)で、「ご当地インクブーム」の火付け役として知られています。

神戸の風物をイメージした色合いを独自調合で製品化し、美しさとバリエーション、特徴的なネーミングとストーリー性によって、万年筆愛用者やコレクターのみでなく、「文具女子」からイラストの色付けまで、新たなユーザー層や用途を開拓しつつあります。

2018 年には、「低迷市場における新たな価値創造」が評価され、第 10 回日本マーケティング大賞奨励賞(日本マーケティング協会)を受賞しています。

しかし、このような成功の一方で、人口減少による市場縮小に加えて、IT・デジタル化による書(描)く文化の衰退によって、文具業界の将来やインク商品の売れ行きの見通しは大変に厳しいものと予想されています。

参加チームには、時代、経済社会、市場の変化や今後の見通しを踏まえつつ、「Kobe INK 物語」の特性や意義、ターゲット顧客層、販促方法や宣伝媒体などについてマーケティング・プランを作成し、発表していただきます。

大会参加大学・チーム数(50 音順):10 大学 18 チーム ※()内はチーム数

亜細亜大学(1)、関西大学(1)、杏林大学(2)、慶應大(1)、神戸外大(3)、十文字女子大(1)、専修大(2)、東京経済大(1)、鳥取環境大(1)、法政大(5)