「こうなったらいいのに」をかなえた愛犬と快適に暮らすリビング
2021.10.13 03:00
自慢したくなる!個性派リビングリフォーム
家族や仲間とくつろいだり、趣味を楽しんだり……暮らしの中心・リビングのオリジナリティあふれるリフォームアイデア事例を紹介する。
「こうなったらいいのに」をかなえた愛犬と快適に暮らすリビング
アートリフォーム(奈良県奈良市 奈良支店)安田朱音さん
築25年のマンションリフォームです。愛犬と快適に生活できるような商材を選定しました。お客様自身が民族文化等に精通されていたので、相談しながらお好みに合わせた提案をしました。ロフトの手すりなど「こうなったらいいのに」「できたらいいのに」というお客様の思いを汲みながら、それを現場の職人と相談して作って行く過程がとても楽しかったです。
今回は洋室一部屋を残しての全面リフォームで、毎日工事終了後仮住まい先から帰宅されるという半入居工事でした。そのため、養生の徹底や日々の掃除など、職人に協力を得ながらできるだけお客様が過ごしやすい環境を整えるように意識しました。
レトロポップなクロスとリビングを見渡せるロフト
レトロポップな明るい壁紙がリビングのアクセント(1)。天井に屋根裏収納のようなスペースがあったが使いにくかったため、リビングを見渡せるロフトに変更した。ロフトの手すりは既存商品のデザインで満足できるものがなく、現場でお客様と話し合い、職人がデッサンし作成したオリジナル(2)。リビングから見えるキッチンの天井と壁のクロスも柄にこだわってコーディネート(3)。照明器具や棚の高さは、使いやすさ、安全性、見た目を考慮しながら細かく調整。シーリングファンやペンダントライトなどもすべて提案。
愛犬にやさしい&きれいを両立
床は、ペットにやさしいすべりにくいフローリングを採用。巾木も、愛犬が壁沿いに歩いても汚れがつきにくいよう愛犬の身長を採寸しサイズを300ミリに決定。壁面パネルを設置するよりも大幅にコストダウンでき、きれいも両立できた。
リフォマガ2020年11月号掲載
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