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KIMURA HARUKA

201509の鑑賞

2015.10.04 00:29

・舞台


日本の30代「ジャガーの瞳」

@駅前劇場

→毎回異なる脚本・演出を迎えて公演しているユニット。ずっと注目していたので、やっと観劇できてうれしかったー!ありがとう富川さんっ☆今回は唐十郎×木野花でした。


パブリックガーデン「地獄変」

@サンモールスタジオ

クロジ福圓美里出演。衣装・装置、すごく素敵だった。現代美術のような羨ましい劇空間。美里の新しい魅力も発見できた気がします。


ホチキス「逆鱗アンドロイド」

@芸術劇場 シアターウエスト

今回は少し大きな劇場、豪華ゲストを迎えての公演。ダンスや歌、大掛かりな装置、役者たちの大きなお芝居がスケールにあっている。


ダンスダンスダンス「セプテンバーセッション」

@横浜赤レンガ倉庫ホール

今夏は横浜でダンスフェスが開催されており、長期間広範囲に渡って、ダンスの展示・パフォーマンス・ワークショップなど大小様々なイベントが催されていました。ダンス版トリエンナーレみたいなものですね。中でもこの演目は新進気鋭の振付家4人の作品。そのひとつに中学時代の同級生のダンサーが出るのを見に行きました。


アマヤドリ「すばらしい日だ金がいる」

@吉祥寺シアター

初アマヤドリ。これも美術が素敵。主演の女優さん・里美ちゃんが熱演で感心しました。



・映画


「バレエボーイズ」

ノルウェーのバレエスクールに通う少年3人のドキュメント。ひさしぶりのミニシアター、楽しかった!


「ピクセル」

単純明快なエンターテインメントだけど、レトロゲームキャラのドット絵の質感を再現した映像はとにかく楽しい。



・レンタル


「おみおくりの作法」

…侘しかった。葬儀は残された人にとっても送られる人にとっても等しく大切なものだと思おう。


「メビウス」

キム・ギドク監督。男性には特に痛い映画かと思うので…ご用心!


「ドラゴンタトゥーの女」

デヴィッド・フィンチャー監督作品。公開はもう5年も前なので今さらですが、最高に面白い!今のところ今年一番!


「博士と彼女のセオリー」

ホーキング博士の実話を元にした映画。男女の出会い~愛情の変容~成れ果て、ありふれた内容なのにふたりの思惟や行動は常に静謐で聡明で、そこにはいついかなる時もお互いへの尊敬が現れている。


「ブリングリング」

ソフィア・コッポラ監督。アメリカで実際にあった窃盗事件を元にした作品。セレブリティの過度な金遣いと無防備な振る舞いを批判する視線も持ち合わせつつ、憧れと欲求で歯止めが効かなくなる10代の描写はソフィアらしく爽やかで軽やか。


「6歳のぼくが大人になるまで」

1人の少年が6歳から20歳で親元を離れるまでを、実際に1人の俳優が演じるという試みが、すでに特別な作品。子どもは親元にいる限り、その人生の何割かは親の犠牲になるのだなと感じた。


「セッション」

音楽学校を舞台にした、若きドラマーと鬼教官の物語。ストーリーはシンプルだが、鬼気迫る演技と鋭利な映像に目が離せない。芸術の高みを目指す端くれとしては、師弟どちらも他人事とは思えないし、どこか滑稽でキュートにも感じた。


アニメーション「進撃の巨人」劇場版 前編

実写版を見てから、評判の良かったアニメーションも見てみた。



・書籍

「喜嶋先生の静かな世界」森博嗣/講談社文庫

森先生の自伝的小説で、研究や大学生活のことが大部分を占める特殊な作品。