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Marieピアノ教室

ユニゾンを弾くのは難しい

2021.09.17 22:00

ピアノ合宿で訪れた八ヶ岳では、鹿に遭遇しました! 何というタイミング! 


さて、

連弾のレッスンの話が続きますが、

プリモ(高い音のパート、生徒さん側)は、

メロディーを両手で弾くところがよく出てきます。


オクターブで同じメロディーを弾く→オクターブでの同じ音の動きをユニゾンと言います〜


ユニゾンは、譜読みは楽ですが、いざ弾くと意外と難しいのです。

それは、左右の手の構造によるもので、

親指が右手は手の左側、左手は手の右側についているからです。

両手とも、親指が揃って左側についていれば脳は混乱しにくいでしょうね。


左の543の動きと右の123の指の動きを合わせるところが特に難しいです。


音が飛んでいたり、黒鍵が入っていたりすると、

更に難しいです。


大概、左が遅れます。

そんな時の解決策の一つとして、

左に右を合わせる意識で弾く

と言うのがあります。


これは、結構効き目があります!


左手への意識が高まるからかな?と思っています。


私も以前プリモ担当で、ラフマニノフの曲の連弾をした時、

ユニゾンでのメロディーが、なかなか大変でした。

指使いをしっかり決めていないと もつれそうなメロディーで、ただの指練習に終わらず表現できるように随分練習しました。

その甲斐あってか、先生や先輩に、良かったよ!と言っていただいた時には、嬉しビックリ!でした(^^)


何となく、同じ音を弾いていると簡単そうなイメージがあると思いますが、

何の何の、なかなか大変な事なのです。


そんな事もちょっと覚えておいていただいて、

連弾の本番をお聴きいただけると、

聴こえ方も変わるかな?と思います(^^)