それぞれの太陽
2021.09.16 21:24
昨日はよみうりカルチャーオンラインでの占星術deコソダテ講座でした。
講座の中で、ご受講生さまから占星術deコソダテの核となる『発達期』に関するご質問がありました。
『すでに太陽期を迎えつつある子どもに、やり残しがあったとしたら、それは手遅れですか?』
こたえは『No !』です。
まず、天体の発達期とはその天体が司る領域が発達しやすい時期ということであって、その時期を逃したらまったく発達しない、ということではありません。
だいぶオトナになってから、自分の子ども期のインパクトやミスマッチに気がついたとしても、それはそれでいいのです。
まずは気づく、そして認めて癒す。鍛え直したい人はそこから始めても良いのです。
もしくはタイミングを見計らって、星のエネルギーだったり、自分以外の誰かのエネルギーを借りることで乗り越えていくことも可能です。
そもそも子どもの方で、すでにインパクトやミスマッチを克服している場合もあります。その子にとっての社会へ出ていく前のトレーニングになってるかもしれません。
ただ、子ども期にさまざまな経験を積むことが『自分の太陽』をみつけるきっかけになることは間違いないと感じます。
それは闇雲にたくさんお稽古ごとをさせる、ということでは決してありません。プログラミングや多言語教育を早期から始めることでもありません。その子どもなりの特徴や成長の中で積む経験です。
十代の前半に『太陽』にあっという間に到達する人もいれば、60歳を過ぎても見つからないと思う人もいて、それは本当に人それぞれです。
学生が終わって社会人になること=『自分の太陽』を生きることでは本来ありません。まだ『自分の太陽』を探す途中の旅なのかも。
転職、複業、アップグレードを繰り返す、ということも、風の時代的な発想なのです。
子育て中の方に、自分の育った時代の価値観や子ども感、ミスマッチに囚われて、前に進めない方をよくお見かけします。
占星術deコソダテを使って、まずは知って認めることで要らないストレスは手放して欲しい、改めてそう思うのです。
