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Vitpilen 401 シート交換、1年点検した話

2021.09.17 02:45

Vitpilenにオリジナリティが欲しいなと考えていたある日

もうお手軽に交換可能な部分はほぼ全て変えてしまったのでどうしたものかと考えていた


そこで

「あぁ、シートがあるじゃん」

と思い付いた


ネットで色々と物色して見つけたのがLUIMOTO製のシートカバー

レザーとスウェード調のロールタックシート風製品

ちょうどVitpilen 20年式用の製品が登場したというでは無いか、

後先考えず速攻注文して

インストールしてみたので記事にしようと思う

LUIMOTO

Vitpilen用とSvartpilen用が発売されており、

Vitpilenは一体式だがSvartpilenはセパレート式なので少し割高


価格は

Vitpilen用 $180

Svartpilen用 $130+$90

少々高い気がするが、現状での選択肢はLUIMOTOしかないと思うので致し方ない

Vitpilen、Svartpilen共に、

「ビンテージブラック」

「ビンテージダークブラウン」

「ビンテージブラウン」

の3色展開

上記の画像は交換後のシートだが、製品はシートの皮のみとなる

Vitpilen用はタンデムシート側はレザー製だが、Svartpilen用のタンデムシート側はスウェード調となる

上記の画像では20年式以降の製品だが、19年式用も売っている


公式のオンラインショップでも購入自体は可能だが日本では正規代理店があるらしい


私はビンテージブラックを購入してみた

トータルで2万円ほど



そして3週間後、

買ったことすら忘れかけていたが、製品到着


組み付け


製品はこんな感じ

めちゃくちゃコンパクトにパッキングされており、開封するまでは少し不安だった


手順を解説しようと思う

まずは純正シートを剥がす

シートはクソデカホチキスで留めてあるのでマイナスドライバーとペンチで剥がしていく

剥がした純正シートは綺麗な状態だったのでまた純正に戻したい時に再利用できそう


こちらがバラした状態

シートはスポンジでできており、やや水を吸っていたので洗濯機で脱水し天日干しで乾燥、消臭した後に張り替えを行う

↑タンデムシート側だけビニールが貼ってあった、純正シートは素材違いで繋ぎ目がある為、その防水対策だと思われる


新たに防水対策を施して張り替えを行う

(と言ってもゴミ袋撒いただけ、サランラップでも代用可能)



まずクランプで仮組み

(なければ文具用のクリップでもいい)

なんとなくシワを伸ばしていく

Vitpilenはシートがやや特殊な形状なので、まず①の上下を引っ張りタッカーで固定、次に②の矢印部分を引っ張ってシワを調整しつつタッカーで仮固定


ちなみにタッカーはこちらの製品を使っている

打ち込む強さを調整できるタイプ

可もなく不可もない感じ

タッカーで留める際はクランプで引っ張って留めるとやりつい

①を留める際はセンター取りを行うこと

じゃないと後で修正するのが面倒臭い



①と②が留まったらあとはシワを伸ばしてタッカーで留めるを繰り返す


タンデムバー付近はスリットが入っていた

ここもしっかり留めておく

特に難しいこともなく完成


ズレがないか試走してから完成

革製品なので少し伸びが発生し、シワが出てくるかもしれないが、その時はタッカーの針を抜いて留め直す

↑ここのシワ伸ばしには少し苦労した


跨ってみて、ややシート高が上がった気がするが誤差の範囲レベルだろう

タックロールなのでシート自体にもクッションが縫い付けられている、振動は軽減した


雨の日やばい問題

スウェード生地なので雨は少し心配

防水スプレー吹いておいた方がいいかも

↑交換翌日は生憎の雨


レザー部分はよく水を弾いている

が、スウェード側は最悪で、

中のスポンジが水を吸って座った瞬間に下着まで水が浸透してくる

ただただ尻を濡らすだけの存在に

少し対策しないとしんどい




カラーリング

私は黒を選んだが、色で迷う方も多いだろう

Photoshopで作成した配色バランスはこんな感じ

今更だがブラウンも悪くない


シートを変えるだけで見た目の印象がガラッと変わる



シート張り替え自体は初めてでは無かったので特に難しいことは無かったが、恐らく初めての人でもさほど苦労はしないで交換が可能だろう

シートを交換している人は割と少ないので、オリジナリティを演出したい方におすすめ

あとは2万円ちょっとという価格と見合うかどうか



1年点検

2021年9月19日

バイクの1年点検を行った

走行距離は約2万km

1年で結構走ったものだ

下記は作業内容


まずはいつものオイル交換


・オイル交換(純正オイル)

・オイルフィルター交換

・Oリング交換


そして、プラグとフィルター周り

・プラグ交換(イリジウム)

・エアフィルター交換



さらにタイヤとチェーンも交換した

・タイヤ前後交換(PIRELLI ROSSOⅢ)

・チェーン交換(RK GC520MRU 120L)

今回は良いと噂のロッソ3にしてみた

前回履いていたS22もとても良かったが8000kmでの交換となったのでロッソ3にはもう少しタイヤライフを期待したい

チェーンはRKのMRUシリーズをチョイス

450ccまでの小排気量向け軽量ドライブチェーンで、安価ながら純正に比べて抵抗値が格段に下がった、タイヤのベアリングをグリスアップしたお陰もあるが、クラッチを切った際の惰性の進みが桁違いに良くなった

も万キロでチェーンを交換したい方にはMRYシリーズはおすすめする



他にも

・ブレーキフルード交換

・ブレーキパッド面取り

・各所注油

・テスト走行

・コンピュータ診断

・洗車

を行った

一日掛かりの大作業となり、

工賃込みの総額87000円


タイヤ、チェーン交換込みとは言え、一年点検としてはちょっと高いけど、ディーラーにはなるべくお金を落としたい精神なので問題なし