イチローの名言から生まれた疑問。先を見て動くことっていいの?悪いの?
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
イチローのそんな名言があります。好きなんです。
もう引退した野球選手ですが、今の子達にもイチローは伝わります。さすがイチロー。助かります。影響力のある人の言葉って、もうそれだけで刺さりますからね。
先日もそのお話をしていたら、「目の前のことをコツコツ一生懸命やることも大切だけど、でも、先を見ることも大切でしょ」という意見をもらいました。いいですね。
イチローの名言は決して先のことを考えるなという意味ではないので(実際に先を目指してコツコツ歩いていくので方向は決まっている(先は見ている))、そこは訂正しつつ、先を見ることの良さと悪さについてお話をしました。
結論から言えば、先を見ようが見まいがどちらでもいいのです。大切なのは、自分が動きやすいかどうかです。
先を見ることは大切ですが、もしもそれで自分が動けなくなってしまうようなら、とりあえずは一歩前だけ見るべきです。そこに向けて足を踏み出していけば、先へ進めるのですから。
もしもそこで方向違いの道を進んでしまったとしても、余程大きなズレでなければいくらでもリカバリーができます。
大切なのは、動くことです。
教材の残りを見て「うわー、まだこんだけあるのかー。無理だ〜」と手を止めてしまうなら、先を見る必要なんてありません。自分でやらない理由を見つけるのはやめましょう。1ページ1ページ、淡々と進めていけばいいのです。そしたら、いつの間にか遠くへ来てますよ。
自分の性格ややるべきことやタイミングに応じて、先を見る見ないを上手に使い分けられるようにしましょう。自分で自分を動かす術を心得ておく。これは勉強だけではなく、何にでも使えるスーパーなテクニックです。
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このブログも、5年間毎日続けようとやってきたわけではありません。気付いたら経ってました。