季節外れの流行
2021.09.17 06:33
京都市山科区にある病児保育室OLIVE(オリーブ)よりお届けします。
こんにちは!
病児保育室OLIVEです。
RS(アールエス)ウイルス感染症をご存じでしょうか。
小さな子どもに多い呼吸器の感染症です。
軽い風邪のような症状ですむこともあれば
重症化して肺炎を起こし、
入院が必要になることもあります。
感染力が強く、誰もが2歳までに1度はかかると言われています。
夏の終わり頃から春先まで、主に冬場に流行するのですが
今年は状況が違いました。
5月頃から患者数が増え、かつてないほどの大流行になりました。
8月に入ってピークは過ぎましたが
以前として流行は続いています。
昨年はコロナ対策の影響からか、RSウイルスの流行がなく
免疫をもたない子どもが多いためではないかと言われています。
RSウイルスは感染しても十分な免疫ができないために
生涯を通じて何度もかかります。
何度もかかっているうちに、少しずつ免疫ができて
症状が軽くなっていきます。
そのため、RSウイルスに感染したと気付かない大人が
小さな子どもに移してしまう可能性があります。
「体調がなんだかおかしいな」と思ったら
いつもより手洗い消毒や、家の中でもマスクの着用を徹底し
出来る限り触れ合いを減らすことで子どもの感染予防につながります。
コロナ禍が続くこの秋冬、
また例年とは違う流行がみられるかもしれません。
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