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栗原貴子のでこぼこオンナ道

今、巷にあふれている「オトコとは」「オンナとは」は社会的につくられた「価値観」にすぎないのです。

2017.03.14 05:36

こんにちは。栗原貴子です。

どんな空間でも一瞬にして「小料理たかこ」の雰囲気にしてしまう私ですみません。

私はフリーランスのライターとして、本当に色々な経験をさせていただきました。

高校時代、物理で赤点を取ってもヘラヘラ笑い、数学の先生から「俺は中間試験でこの問題を出題する」というインサイダー情報を得ていながらも、その問題を間違えた私ですが。

ライターとしては、なぜか医療や科学といった理系分野の取材経験が豊富でございます。


そんな豊富な経験から言うと。

トップレベルの

科学者ほど、

めっちゃ

スピリチュアル

発言をする。


のであります。


そして、スピリチュアル筋の方と科学者のお言葉って


ほとんど一緒


なのですね。科学って「神様がおこした奇跡を解明するために生まれた」と聞きますので、「科学的に研究してみた結果、やっぱ神様のすることはすごいね!」となるのだそうです。


科学のみならず、社会学や人類学、動物学、心理学、法律や経済といった様々なジャンルの専門家に取材をしてきた経験から申しますと。


現代人の私達って

かなりムリのある

価値観の中で

生きてるんだな~


って思います。


男性、女性が存在する「理由」や、そもそもの性差や性愛の意味といったことを、社会的に都合のよい価値観というストーリーに仕立て上げて、それに「のっとるべし」としたのが結婚や雇用機会均等法といった「法律」。


成功とは大金を稼ぐということ! だから稼いでないとダメだし、稼いでいる人は偉い! みたいな経済のあり方を「よし」としてきたり。


ほかにもいっぱいあるけれど。


この価値観で生きると「よし!」を目指すことが「正解」なわけで、それからはみ出ている人は「残念な人」であって。


なんだか

誰もが

生きづらい

時代に

なっていますね。


いろいろな専門家のお話を伺うという経験ができたのは、本当にありがたいことで。その先生が教鞭をとっていらっしゃる大学の学生になれたとしても、マンツーマンで講義を受けるなんてできないことであって。

その経験を私が胸に秘めたまま、墓場まで持っていくのは申し訳ないことであると、この頃、しみじみと思うのです。


「わたし」という人間のフィルターを通しての話になりますが、それぞれの専門家のお話の共通項を見出したり、点と点をつなげていった結論。


今、幅を利かせている

「価値観」を

いっかい全部、

脇に置く。


ということが、必要な時代になっている、ということです。

もちろん、「赤信号は止まれ」とか「暴力をふるってはいけません」「人を殺してはいけません」みたいな命に関わることは今も、これからも大事です。


でも、命に関わらないこと。

結婚していなからダメとか。

成功していないからダメとか。

働いていない人はダメとか。


そういう「価値観」を脇に置くことで、生きづらさに対する感情が変わってくると思うのです。


私は女性としてずーっと生きてきましたが。女性が働き続けるって、経験してみて「マジ、大変だわ」って思います。

男社会だからというのもあるけれど。

オンナってほら、体調が一定じゃないじゃない? 週単位でホルモンが入れ替わったりして、そのせいで体調やメンタルも揺れ動く。


それをカバーするために昔は「生理休暇」ってあったけれど。

男女雇用機会均等法によって「生理休暇」がなくなったわけで。その代り、賃金や待遇といった条件面を平等にしますよ、ってふれこみだったと記憶していますが。


施行から30年

たったけれど

男女の賃金格差

いまだにあるし。


だったら、生理休暇があったほうがいいって、若い女の子たちは言いますよね。


生理は生殖のために必要なモノであって、いわば命の根源であって。

そこの都合や事情を押し殺して頑張って「仕事をする」っていうのはオンナとして不自然な生き方。


女性が女性らしく生きることを阻害するっていうのかしら?


なんか、違くない? って思うのですね。


そういう歪みが、現代の男女ともに抱えている「生きにくさ」につながっていると、私は思うのです。


男性も、お仕事をしていて「女性がいると場が和む」とか「なんだか楽しい」って経験をしたことがあると思うのです。


どうして女性が女性らしくなれないのか、ってことを私たち女性はもちろん、男性もちょこっと気に留めてもらえたら。


それだけで、少し変わると思うのですね。


女性は今の時代、「オンナオトコ」であることを社会的に強いられているのです。

しかも、働きながら子育てしているママたちなんか、母という「オンナモード全開」でいたいときも「オンナオトコ」でいなくちゃいけないから、もう、そのストレスたるや半端ないと思います。そんなんじゃ、子供産みたい人が減るのは当たり前です。


だから、職場の男性陣はもちろん、夫のみなさんも。

「女性のみなさんは、常時オンナモードでいていいよ~」って思っていて欲しいし。

女性も「じゃあ、オンナモード全開で~」っていられるようになれたら。


それこそが男と女をつくった「神様の望み」なのであって。

結果的に


男性の皆様も

漠然と

感じている

生きにくさから

解放される


と思うのです。


私達女性も都合のいいときだけ「私、オンナなんで!」とかやらずにいることが大事ですけれどね。


知らず知らずのうちに「そういうもんだ」と思い込んできた「価値観」をいったん、脇に置いて世の中を見回してみると。見え方が変わってくるし、感じ方も変わってくる。


ムカつく出来事が

「よかったじゃん」

ということに気づいたり。

ピンチが実は

すごいチャンスだと

思えるようになる。


それが「愉快思考」につながっていって、思わず「ププッ」と笑ってしまうのです。


読んでくださりありがとうございました。

みなさまの毎日に「ププっ」があふれますように。