アルテンプス宮 Palazzo Altemps
2017.03.14 11:05
かつては枢機卿の宮殿だった15世紀の建物を、現在では博物館として使われている。オベリスクの乗った望楼がある。
この館の見どころ
暖炉、フレスコ画、礼拝堂、噴水のある中庭
外壁にPolidoro da Caravaggio と Maturino da Firenze (1513/1517)による落書きがあったが、現在は消失した。
ローマ国立博物館別館 Museo Nazionale Romano - Palazzo Altemps
コレクション
『オレステスとエレクトラ』Oreste e Elettra
紀元1世紀前半
ルドヴィシの頭部 Acrolito Ludovisi
ローマ北東部にある、サッルスティウス庭園内のヴェーネレ・エリチーナ神殿(Tempio di Venere Erycina)から『ルドヴィシの王座』とともに出土されたと言われている、『ルドヴィシの頭部』と呼ばれている女性の頭部像。ヴェーネレ・エリチーナ神殿から見つかった可能性が高いので、ヴィーナス(ウェヌス)だとも言われていて、元は座っている像だった可能性がある。紀元前5世紀。
ルドヴィシの王座 Afrodite (Trono Ludovisi)
海からアフロディーテが生まれるシーンを掘った紀元前5世紀の作品。愛と美と性を司る女神アフロディーテは二人の時間の女神ホーラ(複数形 ホーライ Horai)に抱えられて海から揚られている。 紀元前450-460年頃のものだと言われている。via Sicilia と via Sardegnaの間( l'Istituto Archeologico Germanicoの後ろから出土)
右側面 裸婦が2つのフルートを持っている
左側面 お香に火を点けている女性
自害するガリア人 Galata suicida
アルテンプス宮 Palazzo Altemps
住所: Piazza di Sant'Apollinare, 46, 00186 Roma
参考