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minirobo tech lab.

どうやったら速くなれるのか

2017.03.15 03:45

ミニロボで勝ちたい!と思った瞬間から考えます。


7割は操縦テクニックです。 これは間違いないです。 どんなに速くても操作できなければ意味がないわけで、、こればかりは練習するしかありませんし、強くなりたい一心で練習あるのみです。(練習方法については後程)


残り3割は機体にかかってくるので、本日はこちらをメインに考察してみます。

何と言っても速さがなければボールを奪われてしまいます。 とにかく早くボールにたどり着かなければなりません。 高速化三種の神器(超速ギア、昇圧基板、ハイグリップタイヤ)はもはや必須となっています。(なので上級者向けのお話です)


それを前提に考えて、残り3割で何ができるのか・・・・できるのか?


いくつかの仮説を立ててみます

モーターとギアが同じなのにあいつはなぜ速いのか問題

 ・軽いのではないか?(軽いはエライ)

 ・電池が違うのではないか?

 ・グリップ力が違うのではないか?

 ・重心の問題?

 ・空気抵抗の問題か・・・?


軽量外装をつけても200g程度です。。

単四乾電池2本で動かす重量としては・・・ちょっと重たいかもしれません。

強度無視の軽量化でも10~20gも削れればいい方なのではないでしょうか。

速い機体は見た目に寄らず軽い可能性が高いです。


電池問題はまだ検証していないのでこれからですが、昇圧基板にアルカリ電池という組み合わせが実は最強なんじゃないか説(ただし基盤が高熱になって止まってしまうリスク大)

充電電池は練習用、アルカリ電池が本番用という使い方はありかもしれません(お財布に優しくないですが) まぁ本当に速ければの話です。

とりあえず、エボルタの充電電池が最強なのではないかと思います。(容量の違いで種類があるので実は重量が違うのではないか・・というところも未検証です) 1試合3分×2なので軽さを選ぶという方法もあるのか・・・な?


グリップ力問題

これは機体が軽くなると、面圧が下がるのでトラクションという意味では不利な気もしますが、摩擦力が十分ある場合は軽量化が有効です。 ただし、コートがカーペットのような素材(パイルではない)なので、意外と空転しているようです。 速い人たちがタイヤを二重にしているのはそのあたりもあるのではないでしょうか。

二重にして重量を増やしてもなお速いということは、パワーを受け止めるには1本のタイヤでは容量が不足しているということでしょう。 軽量化の影響でグリップ力が落ちる分を補うイメージです。

タイヤの構造上、公式ブログの方法で二重化すると外側のタイヤの直径が少し大きくなります。 軸が固定されていないのでキャンバーがついた状態になり、なんとなくよさげに見えます・・・

なお、直径が大きくなるというところは、速さにつながります。 数ミリですが1回転で進む距離が長くなりますからね(車検的にどうなんだろう)

コートに対して常に垂直よりも、多少ハの字であるほうがコーナーでも踏ん張りがきくので有効だと思います。

この辺りはこれから検証しますが、キャンバーをつけずに同じ直径で二重化するか、あえてキャンバーをつけるか(コーナリングを重視すべきかどうかによる)これは面白い結果が出そうです。


力を路面に伝える唯一の接触点なので、どんなに速くタイヤが回転しても滑っていては意味がないので、最終的には一番のポイントとなってくるでしょう。


重心が低いと速さにつながるのか??

コーナーでタイヤが浮かないように ミニ四駆の重りをつけている人もいます。 グリップ力確保のための手段の一つですね。 重心が下がるとコーリングが速くなります。 ドリブラーを目指すならこの改造は必須かもしれません。 電池ボックスを横置きにするのもこのためです。 転びにくくもなるので、ガンガン攻めていくことができるでしょう。

直線のスピードには影響なさそうですが、加速時に重心のブレが少なくなるので、スタートダッシュが速くなると思います。 どんな機体にするか、コンセプトの違いが一番現れるところですね。


速いやつは空気抵抗が少ない???

クルマで言うところの全面投影面積はほとんど無視できると思います。 全力で走っても1m程度なので、下敷き張り付けている以外では影響ないのではないでしょうか。

でも、気になったら気にしておきましょう。 主に背面のみ穴あけをして、中の空気を外に出してあげることで、無駄な空気抵抗が減ります。 全面はできるだけそのままにして空気を左右に逃がしてあげましょう。 肉抜きは空気抵抗の面からすると悪化するのでほどほどに・・・


と、いうわけで

主に5つのポイントが速い機体との差ではないでしょうか。

次回以降で重量物のレイアウトについても考察してみたいと思います。


追記:

公式ブログの過去記事より

”昇圧基板の性能を生かすには、 ロボットの重心を下げる、低重心化が効果的です。 低重心化を行っていないロボットで、操縦が難しい場合は、 スピードダイヤルで速度を落としてください。”

理由が書いてありませんでしたが、重心が高いとその分重心の移動が大きくなってロスになるよということかもしれません。