広告でできる知名度と業績アップ。そして、その裏にある落とし穴【後編】 2017.03.18 05:14 広告でできる知名度と業績アップ。そして、その裏にある落とし穴【後編】前編はこちらから☟広告でできる知名度と業績アップ。そして、その裏にある落とし穴【前編】 皆さんこんにちは。「前編の終わり方がなんかムカつく!」とか、「なめんとんか!」や「TVの『続きは次回!』以上にもったい付けやがって!」などなど・・・四方八方から散々なクレームを頂いた私です。。。「いや、オメーら言いすぎだろ!(笑)」と、思いながらも、それは、この記事に反応してくれている証拠だってことがちょっとうれしったので、今回は許すとして。。。(笑)さて、前回の続きでありますが、どこまで書いたっけ??まず後編から読まれた方は、コチラから前編読んでねっ!☞ 広告でできる知名度と業績アップ。そして、その裏にある落とし穴【前編】あっ、そうそう。業績アップにつなげるために広告宣伝を行うのに、その裏で大きな落とし穴をクライアント自身が仕掛けているってトコまででしたね。じゃあ「自身で仕掛けている落とし穴って何やの?」って話なんですが、以前、広告宣伝を担当された事のある事業主さんや担当者さんに「自社の宣伝広告を行うとき、プロモーションだけに集中しすぎて、自社に潜む闇(改善すべき悪しき部分)に気付きながら『宣伝が先決!』と思い”蓋をした”ご経験ありませんか?」と、聞くと…ほとんどの方がバツの悪そうな顔で答えました。「YES」と・・・落とし穴とは、まさにその部分。広告宣伝を行うと注目を集め、結果、集客や業績向上につなげることができます。しかし、自社の事業に改善すべき点がありながらプロモーションを先決して行った場合、知名度を上げると同時に改善すべき悪しき点も広めてしまうという事なんです。 一例として、ある飲食店の「開店2周年記念 飲食代金50%OFFキャンペーン」プロモーションを行った際の話ですが、飲食代が半額になる(実際は半額分の次回使用金券バック)という事で大きな反響を得て、イベント開催期間は通常の300%UPの集客を得ましたが、その時にバックさせて頂いた金券の変換率が実に悪かったのです。キャンペーン中にご来店いただいたお客様にアンケート形式で伺った理由の大半が…「店内が非常に汚かった」という意見と「次回利用されますか?」の問いには、「利用しない」のチェックが多数。。。広告宣伝により、集客率と知名度を上げることは安易です。しかし、お客様が喜ばない点・・・、「改善すべき悪しき点」に蓋をしたままプロモーションを行うとこにより、一時的に集客を行えたとしても、結果お客様は離れるのが現実。「お客様は正直」だという事を現した事例です。物事には優先順位があります。広告宣伝を視野に入れた優先順位は、「1に宣伝」ではなく、「1に改善」。いかにお客様が喜ぶサービス、環境をクライアントが準備できるか。それが集客を次につなげ、自社の業績を上げる大きな要因に繋がるという事を心に置いて頂ければ、広告宣伝での効果をより大きな力に変えられると私は考えています。