AE86 4.5AGの歴史
2021.09.09 00:54
当社で一番の出筋エンジン
4.5AGハイコンプコンプリートエンジン
ご存知の通り、スロトークはそのままでボアを81Φから83Φまで拡大し排気量アップしたエンジン仕様です
現在では知らない人はいない程周知されたエンジン仕様ですね
では、いつからこの仕様が出来たのか?
一番最初に世に登場し、周知されたのが1990年6月
もう31年前もの話です
当時は前期型の4AGコンロッドが弱いので何か使えるコンロッドがないかと探していた時期もありました
そんな時、AE92が発売され(おっと、92と言うと後期型の140馬力仕様を思い浮かべますね)
実は、92前期T-VISも付いている仕様でした(笑)
早速車両を買いエンジンを降ろし、ばらしてみました
すると、クランクウエイト形状といい、コンロッド形状といい、当時は理想的な物でした
今までの4AGの弱点を克服した物でした
これはいけると思い4.5AGエンジンがスタートしました
あれから31年経った今でも、4.5AG、5.5AGなどと呼ばれている現状を見るとうれしくなりますね
他にも、6.7.8.9AGまで制作したことがありました
最近は高価なパーツが簡単に手に入りやすくなり耐久性向上、パワーアップなどする事が容易になりました
当社は基本的には高価な部品を使わず、純正流用で耐久性を上げたり、パワーを上げたり試行錯誤しております
エンジンチューニングをしたくても、あまりにも高価になり中々手が出しにくくなっているのが現状だと思います
もっと皆様に楽しんでいただけるよう、これからも純正パーツを流用しながらローコストのエンジンチューニングをしていこうと思ってます
因みに、純正パーツを馬鹿にして見ている方も多いと思いますが、この辺はまた後程。