おもてなしの基礎英語130:What was the name again?
おもてなしの基礎英語 12月度
キーフレーズ[優しく助言する]
What was the name again?:なんていう名前でしたっけ?
📝 冒頭の会話より
A : It's called the Cultural Path Futaba Museum.
B : What was the name again?
ドラマの会話:文化のみち二葉館の前で話す、飛鳥とオリビア。
Asuka : This mansion was built in the early 1900s, it's called the Cultural Path Futaba Museum.
➡:この屋敷は1900年代初頭に建てられたもので、「文化のみち二葉館」と呼ばれているんだ。
Olivia : And why are we here?
➡:で、なぜここに来たの?
Asuka : It's a big tourist spot. There are many historical sites around here. Nagoya is investing in this area to attract more tourists.
➡:観光名所なんだ。この辺には歴史的建造物が沢山あるからね。名古屋市が観光客を増やすためにこの地域に投資しているんだ。
Olivia : So Miyako might have given tours around here.
➡:つまり、ミヤコがこの辺でツアーガイドをしていたかもしれないのね。
Asuka : Exactly.
➡:その通り。
Olivia : Let's have a look.
➡:入ってみましょう。
Olivia : Cool. This building is mixes Western and Japanese styles. What was the name again?
➡:素敵ね。この建物は和洋折衷ね。何て名前だっけ?
Asuka : The Futaba Museum.
➡:二葉館だよ。
Attendant : ここは日本の女優、川上貞奴が暮らした邸宅だったんです。
Asuka : This was the home of an actress named Sadayakko Kawakami.
➡:この家は女優の佐田奴という人の邸宅だったんだって。
Olivia : An actress?
➡:女優?
Attendant : 川上貞奴は、1900年のパリ万博など、欧米で日本の芸能を披露し、「マダム貞奴」の名で大変人気だったんです。
Asuka : She even did performance France! She was world-famous.
➡:フランスでも公演をしていて、世界的に有名だったんだ。
Olivia : Interesting.
➡:そうなんですね。
🔻🔻 おもてなしの基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
What was the name again?:なんていう名前でしたっけ?
What was the name again?は、相手がいった何かの名前や名称をもう一度聞き返したいときに「もう一度、名前は何でしたか?」と尋ねるときのフレーズです。What was 〜 と過去形尋ねることで《[一度は聞いたやりとりがある]というニュアンス》を伝えることができます。現在形で What is the name と尋ねると相手に「さっき言ったのに聞いてなかったの?」というニュアンスになるので注意が必要です。
また What was 以降を置き換えて、具体的に何を聞きたいかを表すことができます。
映画や本の話題になってそのタイトルをもう一度尋ねるときは What was the tittle again? 相手がした質問をもう一度尋ねるなら What was the question again? と言うことができます。
初対面で自己紹介の後などで相手の名前を聞き返す時には What was your name again? です。 What was the name again? だと上から目線で、偉そうな感じになってしまいます。より丁寧に尋ねるのであれば Could I have your name again? と言います。
✅ おもてなしの基礎英語 色々な言い回し
What was the tittle again?:タイトルは何でしたっけ?
What was the question again?:質問は何でしたっけ?
What was your name again?:お名前は何でしたっけ?
Could I have your name again?:もう一度お名前を教えていただけますか?
✅ おもてなしの基礎英語 フレーズを使ってみよう
A : Hello,pal.
B : Hi, I'm Shoko. May I have your name?
A : Of course. I am... Henry Sugiyama Adrian Folliott Scott-Stokes. Do you want to know his name?
B : Yes, sure.
A : This is... Gentlemen Ippei Sugiyama Adrian Folliott Scott-Stokes. Say,"Hi!"
B : I'm sorry. What was your name again?
A : My name? My name is Henry Sugiyama Adrian Folliott Scott-Stokes. By the way, Shoko. My handsome kitty is lead star in a film. It's called "The Adventures of Gentlemen Ipei Sugiyama Adrian Folliott Scott-Stokes and 1010 Kitties."
B : Sorry. What was the title again?
🔊 発音のポイント 🎵
What was the name again?:忘れたことを相手に尋ねるフレーズなので、さりげない言い方がコツです。[What was]は「ワット・ワズ」と区切らずに「ワッウォズ 」のように意識して発音します。
🔷🔹おもてなしの基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
mansion:屋敷/大邸宅/館
Cultural Path:文化のみち
愛知県名古屋市にある歴史文化を伝える建造物が残る地域。
many historical sites:史跡が多い/数多くの史跡
investing:投資する
investの現在分詞
attract more tourists:より多くの観光客を誘致する
attract touristsで「観光客を誘致する」
Miyako might have given tours around here.:ミヤコはこの辺りでツアーをしていたのかもしれない。
given は give の[過去分詞]give toursで「ツアーを行う」ということです。might は may の過去形で「かもしれない」という推量の表現ですが、[might have +過去分詞]で過去のことについて「~だったかもしれない」と推測する言い方になります。mayよりもmightの方が丁寧な表現なので、少し控えめに「かもしれない」というニュアンスになります。
Let's have a look.:見てみようよ/ちょっと見よう
This building mixes Western and Japanese styles.:この建物は和洋折衷ですね。
「この建物は西洋風と日本風の折衷です」と言っています。 mix は「混ぜる」という動詞です。Western and Japanese styles. は Western style と Japanese style をまとめた言い方で、その場合 style は styles となります。