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すべては自分のために。

2017.03.15 15:11

チェンマイにはマッサージの勉強で行ったつもりだったのに、
そこにあったのは深い浄化と癒しだった。
過去の自分と向き合うこと、閉じ込めた感情を味わうこと。


帰国前、完全にやり切った、振り切った自分とともに
実は心の奥底に不安があったことも認めなければならない。
この、テンション高いわたしを見て、これまでの友はどう思うのだろうか?
人が変わってしまったと離れて行くのだろうか?
学んだことに興味を持ってくれる人は居るのだろうか?
仕事としてうまくいくのだろうか?
そしてわたしは「ちゃんと」やれるのだろうか?


3月に練習モデルさんを募集し、実際にアプローチがあったのは
予想(勝手な…)より明らかに下回っていた。


不安が現実となるのかと思いつつ、それでも今できることを考えた。
できることって、やはり自分と向き合うことだけだった。


好きなことをやる、と決めた時の感覚となにか違和感がないか?
チネイザンやユーファイは本物だって信じてるよね?
わたしのテクニックなんて後からついてくるもの、
というかそもそもテクニックや感覚を体にしみ込ませるために
練習モデルさんをお願いしているんじゃないの?
人に触れたいんじゃなかったの?


何が、怖いの?


そう、やっぱり怖がってる、わたし。


そこに辿り着いた時、モデルさんのご予約が立て続けに入った。
何かをやったわけではなく、ただ「怖い」と認めただけ。
だから、すごい。


覚悟、腹をくくること。
人に触れることは自分に繋がること。
ほんとうに、すごい。