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とりとめのない海を前にして

2021.09.20 15:00

Maribrengaëlです。

あるオカルト系の映画監督が作品を公開するタイミングについて聞かれていて、「絶対ヒットするタイミングというのがあるので、そのタイミングで」と言っていました。彼曰く、世間の関心が、都市伝説やUMA、UFO、幽霊など「得体のしれないもの」に向くタイミングというのがあって、その時に作品を公開すると当たり前のようにヒットするのだとか。彼は過去にヒット作品をいくつか世に送り出しているけれど、各所とのゴタゴタがあって継続して作品を出し続けてきている人ではないのですが、どうやらそのタイミングはもうすぐやってきそうとのことです。

私は子どもの頃から好奇心旺盛で、今でもそれを持ち合わせているような人なので、そっち系の話にとてもワクワクしてしまいます。その監督の作品も観たことがありますが、だからといって、都市伝説は現実だ!とかUMAは絶対いる!などとは言い切りません。それはわからないことだからです。もちろんそれを全否定しても全肯定してもそれは人それぞれで、私にとっては「わからない」という結論という意味です。ですが、人々が「得体のしれないもの」に強く興味を持つタイミングは、その監督が言うように確かにこの先あるように感じます。私にとっての根拠は、年末から本格的に始まる木星魚座期や、2022年4月に起こる木星と海王星のコンジャンクション、さらにはその先にある土星魚座期や冥王星水瓶座期への突入にあります。何を言いたいかというと、現実よりも見えない世界や見えていない世界、未知のものに影響を受けやすくなってくる流れがそれによって確かにやってきそうということです。

今コロナ渦で、世界は混沌としたまま時間が流れています。その中で、それが理由であってもそうではなくても、直視したくない現実を抱えている人はたくさんいると思います。現実逃避…それもいいでしょう。でも、それがとりとめなくなってしまうのがこの先です。「得体のしれないもの」で現実逃避をしようとした結果、それを完璧に知ろうとしたり、わかろうとすることで完全に飲み込まれてしまうということも起こりやすくなってくるからです。つまり、そこにはある程度の自制心やバランスが必要になってきます。そして、それをする中で「わからない」という結論を持つことはとても大切なのです。

魚座満月が起こるにあたり、得体のしれないものへの興味や、見えない世界への好奇心が強く刺激されるかもしれませんが、「わからない」という結論を持つ重要性も意識してみてください。この世は絶対などありえない世界。この先にあるとりとめのない海で溺れないための呪文として。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 9/21 08:56 魚座満月となります。