AIDMA→AISASへ
販売経験のある方なら聞いたことある言葉ですね。
アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説で消費者の心理的プロセス・モデル。販売のセミナーなどで聞かないことはない法則です。
①Attention(注意)をひき、= 注目してもらう 【認知段階】
②Interest(関心)を持つ、= 興味を持ってもらう【感情段階】
③Desire(欲求)が生まれ、= 欲しいと思ってもらう【感情段階】
④Memory(記憶)に残り、= 商品・サービスを覚えてもらう【感情段階】
⑤Action(行動)を起こす。= 買う、注文してもらう【行動段階】
上の頭文字をとってAIDMA(アイドマ)と言われています。
営業・接客のコンサルタントに勤めていた時も、これは必須。
特に実演販売のシナリオには、この法則で作りました。
その時の注文状況で、伝わったのかどうかがわかるという、そんなこともありましたね。
さて、今日はとあるWEBのセミナーに行きました。
そこで聞いたのが、今はAISAS(アイサス)なのだと。2004年に電通が提唱し、2005年に商標登録されているそう。全く知りませんでした。
AISAS(アイサス)とは、
①Attention(注意)をひき、=注目する
②Interest(関心)を持つ、=興味を持つ
③Search(検索)が生まれ、=自らネットなどで検索し調べてみる
④Action(行動)を起こし、=購入する、注文する
⑤Share(共有)する。=その感想などをSNSでシェアする
まさにインターネットがもたらしたプロセスですね。
自分でも確かに同じことをやっています。
TVやたまたま見たりしたものが、気になって、ネットで検索して、よければ買う。それをレビューだったり、良いと思ったものはSNSで紹介したりしています。
興味、関心はさらに個々の志向により細分化されていると思います。
同じ商品、サービスをみんなが欲しいかというとそうでもなくて、そんな中でどう伝えていくのか。
やはり自分が納得できる情報を公開するこのなのかもしれませんね。
今日はちょっと堅めなブログでした。