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「ジャンがきいたあさのおと」アラン・グレ

2017.03.16 11:32

フランスのイラストレータ/絵本作家、アラン・グレの絵本「ジャンがきいたあさのおと」は少しだけ科学絵本と言いますか、学習絵本の要素を持ちつつも、単純に絵本として楽しめる、愉しい本になっています。

朝、目を覚ましたジャンが、耳に入ってくる、様々な音、農場の動物たち、虫たちや、町から聞こえる汽車や車、鐘の音、そんな音たちから様々な情景が描かれ、聞こえる音と見えるであろうイメージとを結びつけてくれます。

レナード・ワイスガードのNoisyシリーズと同じような内容の本ですね。

色彩豊かに、可愛らしくデフォルメされたアラン・グレの描く動物や人々は、アメリカの絵本シリーズ、リトルゴールデンブックの絵本作家たちと似たセンスを持っている気がします。

メアリー・ブレア、アリス&マーティン・プロヴェンセンなど、この辺りの作家が好きな方にはピンとくるかもしれません。

前回アラン・グレの作品を紹介した時にも書きましたが日本では作品集も出され、そしてなんと、LINEスタンプも販売されているんですね!

こうした海外の絵本作家のLINEスタンプってちょっと珍しいので(他にもあったら教えてほしいです)かなり気になっています…。

こちらの絵本はオンラインストアでご覧頂けますので、ご興味ありましたら是非ご覧ください。


当店在庫はこちらです。

ジャンがきいたあさのおと」アラン・グレ