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わたしの、領分

キャスト紹介はじめました

2017.03.16 18:51

室田渓人です。

本日も稽古稽古。

人数が多いシーンを中心に。

共演者の方々の芝居を見ていると、新たに発見すること、気づかされることがあります。

「これは面白い」と思い、自分のシーンに持ち込んでみたりとか。

うまくいかず悩んでいたことが、他の芝居を見て解決したりとか。

その人なりのこだわりや攻め方・遊び心なんかが沢山垣間見られて、自分がで出ていないシーンを見るのが、個人的にどんどん楽しくなってきたりしています。

初演から再演で時間も経ったし、人も変わるもので、やっぱり生の面白さの一部はそこだなと。




ちょうどよい具合に役者の話が出たところで、

タイトル通り、今回から「わたしの、領分」に参加している役者の皆様を紹介していきます。

記念すべき?一人目はこの方。

『濱田龍司』さん


今回の芝居の心底頼れる最年長。

ご自身で「ペテカン」という劇団を主宰しております。

決起会の際、隣に座った室田とセットで「親子のよう」と言われておりました。恐縮です。


しかし、稽古場でのたたずまいは本当に役者の皆の父親のようでして。

滲み出ています、貫禄と言いますか、存在感と言いますか。

それでていて物腰が非常に柔らかくて、なんだかこう、近くにいると安心感を覚えてしましいます。

少し気を抜くと、図々しくも、酒の席とかでぽろっと人生の悩みを打ち明けてしまいそうです。気をつけねば。


芝居もさながら。懐深く、全体に気を配ってくださり、シーンが崩れることのないような安心感がその場に。

しかも、こう、きめ細かく要所要所に遊び心を入れているように思えまして、大げさなこと一切していないのですが、ふとした瞬間に笑わされてしまったり。

僕なんかが偉そうに言えることではないのですが、本当に、勉強させていただいております。

父の背中を追うというのはこういうことなのか(何を言っているのだ)。

堂々と息子を名乗れるよう頑張ります。




二人目はこの方。

『尾﨑菜奈』さん


『第27班』という劇団に所属。

「わたしの、領分。」初演時は演出助手として関わってくれてました。松澤さんのユニット<火遊び>では共演しております。ぼちぼちの知り合いです。


芯の通った強いひとだ、という印象を持ってました。

単純な立ち姿もそうですが、稽古場で自分が出ていないシーンを見ているときの姿勢とか。

演出家に言われたことを真芯で受け止めて、自分になじませていく・落とし込んでいく姿勢というのでしょうか。これすげえなと、個人的に思っていました。


芝居中にもそれは強く感じます。

今回絡むシーンが多いのですが、少し弱気な役であったり、儚げな役であっても、きちんと芯が通っていて、濱田さんとはまた違った意味で安心してしまって、これもできるあれもできるとどんどん試してしまいます。

ぶれずにいてくれる尾崎さんのお陰だなと。


あと、ダンスが踊れます。わたしの、領分で発揮することはないでしょうが、ダンスが踊れます。こうご期待。




今回の役者紹介は以上。

毎回担当が変わるので、他の人がどう紹介するのかされるのか、読むのが楽しみです。


最後までお読みくださりありがとうございます。

次回もお楽しみに。