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微小循環

2018.09.21 06:08

Facebook・澤江 昌範さん投稿記事

『 微小循環 』( 毛細血管の血流 )が悪くなって出現する病気 、、。

その中でもまず最初に出てくる症状や病気は、

・痔・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・乳腺症・視力低下・白内障・メニエール病・頭痛

・シミ・シワ・アレルギー・手足のひどい冷え・肩こり・腰痛・背痛などです。

これらに次いで、

・ガン・アルツハイマー病・高血圧・糖尿病・膠原病・神経疾患・喘息・呼吸器疾患・心臓病全般・肝障害・脳梗塞・脳出血・耳鼻疾患・腎炎・腎臓病など、

まあとにかく、いわゆる、ありとあらゆる生活習慣病(慢性病)が微小循環不良で起こるといっても過言では無いようですね…😅💦


http://www.seikatsusyukanbyo.com/prevention/about.php 【生活習慣病とその予防】より

生活習慣病とは

 生活習慣病とは、「健康的と言えない生活習慣」が関係してしている病気のことです。逆に言えば、生活習慣次第で発病を防ぐことができる病気という言い方もできます。また、発病した後の経過は、生活習慣によって大きく左右されることが少なくありません。

 もう少し詳しく解説しましょう。

 病気の原因としてわかりやすいのは、細菌やウイルスなどの「病原体」や「有害物質」などです。また、なにかの病気になりやすい体質が先祖から引き継がれる、「遺伝的な要素」も、病気の発症や進行に影響します。そして、もう一つ、食習慣、運動習慣、休養のとり方、嗜好(飲酒や喫煙)などの「生活習慣」も、糖尿病、高血圧、さらにはがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や進行に深く関わっていることが明らかになっています。

 生活習慣病とは、これら三つの要素のうち、三番目の生活習慣にかかわる要素が強い病気をまとめて言い表した総称です。

疾病の発症に関わる要因 「生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について」

かつての「成人病」が「生活習慣病」に変わった背景

 「生活習慣病」は、かつて「成人病」と呼ばれていました。しかし、これらの病気は成人でも生活習慣の改善により予防が可能で、成人でなくても発症の可能性があることがわかってきたのです。以前は病気の「二次予防」、つまり、病気の早期発見や早期治療に重点が置かれ、対策が立てられていました。しかし、それに加えて、生活習慣の改善を中心にした「一次予防」、つまり、健康増進や発病予防に重点を置いた対策を推進するために、新たに導入された概念が生活習慣病と言えます。

生活習慣病とNCDs、その実態と対策

 現在、これらの生活習慣病の改善と予防が大きな課題となっています。

 例えば、生活習慣病の「代表格」である糖尿病患者の数は、わが国では1,000万人と推計されています。さらに予備群を含めると2,000万人ともいわれています。また、高血圧、脂質異常症といった疾患を有する人々も膨大な数に上ると推定されます。中高年の多くの方が何らかの生活習慣病をもっていて、それが将来重大な健康障害になる可能性があります。これらの疾患について、早期発見と早期治療が急がれています。

 このような状況をふまえて、現在、わが国では「21世紀における国民健康づくり運動」略して「健康日本21(第二次)」が行われています。この「健康日本21(第二次)」では、主要な生活習慣病を 「NCDs対策」という枠組みで捉え、取り組むべき必要な対策を示しています。

 NCDsとは、Non Communicable Diseasesの略で、日本語では「非感染性疾患」と呼ばれます。生活習慣病を含む慢性疾患の発症や悪化は、個人の意識と行動だけでなく、個人を取り巻く社会環境による影響が大きいため、地域や職場などの環境要因や経済的要因といった幅広い視点から、包括的に施策を展開し、健康リスクを社会として低減していくことが、近年、国際的な潮流にもなっています。

「健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料」(平成24年(2012)7月)

生活習慣病に該当する病気

 生活習慣病に該当する主な病気として、例えば、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病、などが挙げられます。

 また上記以外に、生活習慣の以外の要因(例えば加齢)の影響が強い傾向はあるものの、動脈硬化、骨粗鬆症、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイル、睡眠障害などもやはり生活習慣病という側面がある病気です。

 ただし、いずれの病気も、生活習慣とはかかわりない病気は除外します。例えば、家族性高コレステロール血症や免疫の影響によって発病する慢性糸球体腎炎などは、生活習慣病とは言えません。

生活習慣病の共通点

 生活習慣病の多くは、発病してもかなり進行するまで自覚症状がほとんど現れないという共通点があります。そのため健康診断などで生活習慣病のリスクを指摘されたり、さらには検査結果が病気の診断基準に達するほどの異常値であっても、それを自覚しにくいものです。 よって予防や治療というアクションを起こせない、または起こさない人が少なくありません。

生活習慣病の予後(経過)

 自覚症状が現れないとは言っても、「健康的と言えない生活習慣」の影響は確実に身体の負担として蓄積されていきます。そして、やがて心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳出血などの、より深刻な病気を引き起こします。

 結果として、QOL(quality of life.生活の質)が低下し、健康寿命(介助や介護を受けずに生活できる期間)が短くなってしまったり、寿命も短くなってしまうという結果を招いてしまいます。

 一方で、生活習慣病は、国民医療費(一般診療医療費)の約3割、死亡者数の約5割を占めており、また、要支援者及び要介護者における介護が必要となった主な原因についても、脳血管疾患をはじめとした生活習慣病が3割を占めるとともに、認知症や、高齢による衰弱、関節疾患、骨折・転倒で5割を占めるなど社会的にも大きな課題となっています。

「健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料をもとに統計数値を更新」

注)悪性新生物のすべてが生活習慣病ではない。また、心疾患のなかでも心臓弁膜症や不整脈などの生活習慣病と無関係の病気なども含むため、あくまで傾向として公開されているものである。

年齢や健康状態によって優先すべき対策が異なる

 生活習慣病の多くは、肥満・メタボリックシンドロームを基盤として発症・進行する生活習慣病が少なくありません。その場合、減量することが治療の第一歩です。

 しかしその一方で、食事の量やバランスがよくないための栄養不足、運動不足、加齢、人とのつながりが少ない、といった影響で起きてくるサルコペニア、あるいはフレイルといった状態では、むしろ体重を増やした方がよいこともあります。

 一般的には、体重管理の目的は、高齢になるに従いこれまでの減量から、徐々に体重を落とさないことに重点が置かれるようになっていきます。

「健康的と言えない生活習慣」とは?

 それでは生活習慣病を引き起こす「健康的と言えない生活習慣」とはどんなことでしょう? どのような生活習慣に気を付ければ、健康寿命と寿命を延ばすことができるのでしょうか?

 「生活習慣病とその予防」では、「喫煙」「食生活」「飲酒」「身体活動・運動不足」「疲労(休養不足)」「孤立・孤独」について詳しく解説します。正しい生活を習慣づけていくことが、生活性看病の予防には不可欠です。そのためにぜひ実行してほしい健康習慣が、「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)」です。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/54/4/54_4_592/_article/-char/ja/ 【微小循環障害に対する中医薬と鍼の改善効果とそのメカニズム】より

抄録

微小循環とは細動脈、毛細血管、細動脈を含めた血管床であり、全身血管系の90%以上を占め、体内の物質交換と新陳代謝を営む重要な場である。微小循環障害は、血管径と血行速度、活性酸素の過剰産生、血管壁への白血球と血小板の膠着、血管透過性の方進、血管外の肥満細胞の脱穎粒などの一連の多彩な変化を含む。微小循環障害は心脳血管障害のみならず、糖尿病の血管合併症、肝腎機能障害、婦人科疾患にも関連する。

中医学では、微小循環障害に対して漢方と鍼灸を用いて治療し、良い臨床効果が得られているが、そのメカニズムに関してはまだわからないところが多い。そこで、著者は1991年より、慶鷹義塾大学医学部消化器内科にて、倒立型生物顕微鏡に接続したCCDカメラ、蛍光カメラなどの微小循環観察システムを用い、FITC標識アルブミンによる血管透過性の観察、DHR蛍光色素強度変化による局部活性酸素の産生部位と産生動態の観察などの方法により、種々の原因による微小循環障害動態の変化を経時的に観察し、さらに漢方、鍼による予防と治療効果、そのメカニズムについて検討したので、その成績の一部を紹介する。