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『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』を読了

2021.09.21 11:26

世界中には「100年以上前に沈没し」、「水中文化遺産となる沈没船」が300万隻は沈んでいるらしいですが、そうした沈没船や水中に眠る遺跡を発掘・研究するのが水中考古学!

東京から福岡にやってくる機内で、日本人水中考古学者、山舩晃太郎さんの著書『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』を一気に読んじゃいました。

エーゲ海やアドリア海での調査について書かれたところでは、現地の情景が思い浮かび、ヨーロッパ行きたいなーー!と思ったり、海の中では保存状態が良い場合は2000年前の船が沈んだ当時のまま残っているとか、、知らなかったことを学んだり、個人的にも僕の興味関心のど真ん中に来るような本でした。

そして、この本は留学をしたことでグローバルに活躍することになった人の物語でもあります。

大学まで野球に明け暮れて、英語は大の苦手だった少年が「水中考古学」に魅せられて、その分野の有名大学 テキサスA&M大学に留学するものの、、、、最初はマクドナルドでハンバーガーの注文もできず、結局ESL(大学附属英語コース)に3年間も通った上で、ようやく修士課程〜博士課程を経て、今や世界中から声がかかる水中考古学者に!

いつかこの人に会ってみたいなーーー