私のなまえ香 二百 月のことば・・・
2021.09.21 12:01
月の清さは、秋きわまれり
月といえば秋で、秋は月
月の満ち欠けをたよりに、生活がいとなわれていた太古
とても大切な照明となっていた、お月さま。
月が照明がわりとは、とても神秘的。
自然と一緒に暮らしているような
澄んだ匂いとていねいな音がきこえてきそうです♪
そして1年中でいちばん澄んで美しい月は
「中秋の名月」
月光だけでなく、秋草や虫がすだく情景、風そして匂いや音
影・・
奏でての月光であることを伝えているかと思います。
中秋の名月が、かかる夜の名
今宵は月がでていましたら、「十五夜」や「良夜」。
折角の名月が、雲に隠れてしまい見えない月を
「無月」
どこか空は明るいところがありそうですが、
こちらの空では月みえず。
そして、今宵、雨のためにみえない
悲しき月の名「雨月」や「月の雨」があります。
とおい昔むかしのわたしたち祖先は、
月に都があって
月の光は、人のこころを怪しいほうへと誘ふものと
「月をみてはなりませぬ~」と、いわれていたそうです。
雪月花、日本三大風景のひとつ
月の時間とことば。
【写真:なまえ香「通常」香袋も飛翔をのせて、新調しました】