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こころ館はぬかどこ。

【研究員紹介③】自分らしく生きる人は、まわりの人をも輝かせる。

2017.03.17 16:07

こころ館リニューアルイベントまでいよいよあと6日!

イベントに登場する研究員さんをご紹介するこのシリーズも最終回です。

ラストはかわぐちひとみ研究員!


「母が輝けば家庭が輝く」


理想の家庭をめざしたはずが……孤独な子育て

 母親は家族の太陽。自分らしく生きて母が輝けば、子どもも、家庭も輝く。そんなイメージを研究テーマに掲げる川口研究員。自分がいきいきと生きている姿を見せたい、子どもと共に成長するする自分でありたいという思いが込められています。そんな川口さんも、かつては「いい母親」という理想に縛られ、現実とのギャップに苦しんでいました。

 よき妻、よき母親をめざして努力しているのに、思うようにいかない子育て。一番の理解者のはずだった夫は仕事が忙しくて相談にのってくれないし、ママ友とは当たり障りの会話ばかり。人と一緒にいるのに、心はどんどん孤立していったと言います。

 こころ館の講座に来る前まで、本音で気持ちを話せる場がなかったという川口さん。もうひとつ彼女を苦しめていたのはその生い立ちでした。親に甘えられなかった幼少時代、そして早くに他界した母へのやり場のない怒り。しかしそれらの過去と向き合い、いち母親の立場から振り返った時、ようやく亡き母を許して自分を解放してあげることができたそうです。その日を境に、彼女は失っていた自分らしさを取り戻していきます。


自分らしく生きる人は、周囲の人をも輝かせる

 今ではすっかり穏やかですが、彼女はもともと型にはまりたくないアーティスト気質。学生時代は美術を学び、アートに感情をぶつけることで心のバランスを保ってきました。昨年は、結婚以来遠ざかっていたデザイナーの仕事に復帰。以前なら自信がなくて挑戦できなかった仕事にもチャレンジできるようになったと言います。いろいろなことを心の底から楽しむようになり、家庭内でも笑顔が増えたそう。その躍進に、まわりのママたちも刺激を受けまくりです。

 かつての自分のように、子どもにばかり目がいって自分を置き去りにしている人、また同じような葛藤や思いを抱えている人は少なくないはず。そのような人たちが本音で話せる・自分を解放できる場所をつくりたい……そんな風に構想する川口研究員。どんどん広がる可能性から今後も目が離せません。

そんな川口研究員が発表するのはこちら↓

「わたしの研究テーマをつくろう」https://shimisen-kyoto.org/lecture/4577

おかげさまでほぼ満席!残席わずかになりました。スタッフ一同、ただいま必死に準備中。お子様連れでの参加表明もいただいております。お申し込みはお早めに〜!(^^)