Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

地域に根差す:シーガル調剤薬局

インフルエンザの予防接種について

2021.10.01 06:00



今年もインフルエンザの予防接種を考える時期になりました。


新型コロナ感染症対策にて、皆さまがマスク・うがい・手洗いを励行してくださったことが功を奏したのか、昨シーズンはインフルエンザの流行がほとんど見られませんでした。


しかしながら、インフルエンザウイルスは感染すると高熱・関節痛といった全身症状のほか、高齢者では肺炎の併発といった重い症状を引き起こす恐れがあり、注意すべき疾患であると言えます。

昨年は流行していなくても、感染・重症化を防ぐためにも今年も予防接種は必要なものと考えます。


新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでおり、中には異なるワクチンを近い時期に打つことへの不安をお持ちの方も多いかと思います。

これに対して、厚生労働省より新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンの接種については以下のようなQ&Aが掲示されています。




Q. 新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。


A. 原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。



原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます

(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。

なお、創傷時の破傷風トキソイド等、緊急性を要するものに関しては、例外として2週間を空けずに接種することが可能です。


(引用:厚生労働省 コロナワクチンQ&A 接種を受ける方法 より)



下線部にありますように、2週間の間隔を空ければ双方のワクチンを接種することは可能とされています。



例年、インフルエンザは12月から3月にかけて流行します。

ワクチンを打ってから充分な抗体ができるまでに2週間程度かかるといわれていますので、11月半ばまでには予防接種を受けておくことをお勧めします。


昨年は掛からなかった、流行らなかったからといって油断はしないようにしたいですね。



引き続き、マスク・うがい・手洗い、そして換気で感染症対策の継続をお願いします!