記事づくりに欠かせない「ターゲット設定」にこだわろう【Writer: Kisa】
みなさん、こんにちは。PRライターのKisaです。
先日、itty selection Inc.が開催した「小さな会社のPR・マーケティング入門セミナー」の一部をご紹介します。
インターネットでは、毎日たくさんの記事が公開されていますよね!
そんななか、自分たちが書いた記事を読んでもらうには「ターゲット設定」がとても重要です。
わたし自身、分かっているようで分かっていなかったターゲット設定。
講師のふじもとさんがセミナーでお話ししていたポイントを、ご紹介していきます。
ターゲット設定は“3つの層”に分けて考えよう
性別・年齢・属性などを考えることもターゲット設定だと言えますが、実は、これだけでだと十分とは言えません。
大事なのは、記事を読んでほしい人(=ターゲット)が、「どれくらいその情報に興味をもっているか」を考えることだとふじもとさんはおっしゃっていました。
itty selectionでは、ターゲットをコア層・リード層・マス層という3つに分けて考えます。
1. コア層・・・まさにその情報を探している人
2. リード(潜在)層・・・情報に触れることで興味を持つ可能性のある人
3. マス層・・・いつかその情報に興味を持つかもしれない人
つまり、“情報に対する興味の度合い”の違いにより3つの層に分けられているんです。
記事を書く上で、なぜこの3つのターゲット層を考えることが大切なのでしょうか。
ターゲットを3つの層に設定するポイントを押さえよう
なぜターゲット設定の際に3つの層に分けることが大切かというと、どの層の読者に届けるかで、同じ内容でも、記事の切り口が全くことなるからなのだそうです。
わたしなりに考えてみたのですが、例えば、パソコンの購入を考えているお客さんがいるとします。
その中でもすでにパソコンを「持っている人」と「持っていない人」では欲しい情報が違い、関心度が高い話も異なりますよね。
コア層(すでにパソコンを持っていて、パソコンを使いこなしている人)には、タイトルに「上級者向け」「新機能搭載」といった「あなたがまだ知らない新しい情報があること」を示す単語を入れることで、目に留まりやすくなるのではないでしょうか。
一方、リード層(パソコンは持っていないけど、始めてみたいと思っている人)には、タイトルに「初心者でも安心」「使いやすい」といった単語を入れることで読者の目に留まる確率が増えるでしょう。
このように、情報に対する興味の度合いを考えて、タイトルや本文を考えることがとても大切なのだということを学びました。
ターゲットがいる場所で発信しよう
記事を正しい場所で発信することも非常に大切だそうです。確かに、せっかく完成した記事も発信した先に読み手がいなければ読んでもらうことができませんよね。
発信場所の大切さについては、かみむらさんが講演されました。
記事とは違うのですが、わかりやすいのでソーシャルメディアで例えてみます。
例えば、FacebookとInstagramではユーザーの数、年齢層、利用率が異なります。
最近では「Instagramが流行っているから」といって始める企業さんも増えているとのことですが、本当にじぶんたちのターゲットがいるのかどうかを調べずに始めるのは少しキケンです。
セミナーのあとに調べてみたところ、Instagramのユーザーは30歳以下が多いことが統計により分かっています。
もし、「学生でも買えるようなコスパの良いコスメを紹介したい!」と思ったときは、FacebookよりもInstagramで取り上げたほうが、発信先にたくさんの読み手が存在するので届けたい情報を、より多くの人に届けることができそうですよね。
わたし自身も、記事を書いて終わり!ではなく、発信場所までしっかりリサーチをしてから発信したいと思うようになりました。
「ターゲットがいるところで発信してくださいね」というかみむらさんのアドバイスがとても響いた内容でした。
PRプランニングやPRライティングについて学ぼう!
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今回ご紹介したライティングに関する知識だけでなく、PRプランニングについてたくさん紹介します。
「PRって、何からどう始めればいいの?」
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