【第570回】森馨由(劇団HIT!STAGE代表／劇作家)

こんにちは。長崎県佐世保市の森馨由です！

皆さま、コロナ禍をいかがお過ごしですか？　

私を取り巻く環境は、すっかり変わりました。

職場の都合で簡単に佐世保から出られない現状。もちろん、演劇活動など論外です。

そうなると手の届く範囲で自分の文化を守らなければ！

それが故郷の言葉「佐世保弁」でした。

わたくし、佐世保弁という武器だけでYouTubeの画面に移住しました。

もちろん仮暮らしですが、居心地は悪くありません。

いつか、また広い世界（逆に演劇特有の密なる世界）に戻るため、表現することだけは続

けたい。これが片田舎に住む演劇人の、わずかばかりの抵抗です。

そんなわけで劇団HIT!STAGE「佐世保弁で読んでみた！」YouTubeチャンネル。

苦肉の策で逃げ込んだ世界ですが、我が劇団の誇れるコンテンツになりつつあります。

今月から特別ゲストをお迎えしての三部作もアップ予定です。

デジタルな繋がり。孤独を感じなくもないですが…。

いつか戻れる。それまでは仮暮らしのモリエッティでございます。

コロナは自分の町の新たな魅力を発見するきっかけにもなりました。

手の届く範囲。今は両手に抱えられる分だけを守ります。

これがコロナと劇団HIT!STAGEのソーシャルディスタンスです！