清貧農民・杉山あきら 国会への道」108
2021.09.22 06:28
稲刈りに思う
美郷町議選はわが党の泉みわこさんが当選を決めた!
僕の去年の立候補表明以来、ずっとお世話になってきた方だけに嬉しさもひとしおだ。
長女は「岩井川ファーム」というところで稲刈りの手伝いをやっているので、隅刈りなどもできるようになっていて大変役に立つ。
下の二人も年々体力もついてきているので、夕方まで働かせても文句も言わずにやれるようになった。中一の長男は「今年はなんか楽に感じた」と言っていた。
僕の方は、バインダーの調子がいまいちで、絡んだひもを取ったりする作業で消耗して、結局一番疲れたようだ。候補者活動で体がなまっているのを感じた。
今年はほんとに子どもたちのおかげでやれたなあ、と思った。
生産にかかる出費を大きく下回ってしまう。500ミリのペットボトルに詰めた約2合半の米がたったの80円ほどなのだ!ジュースや水より安い。
コメは稲の種子を一生懸命に集めたものなのだ。稲刈りをする農家はただの一本の稲穂だっておろそかにはせず、必死に集める。こんなに安くていいはずはない!
「百姓は食えねえ商売」と村の人はやや自虐的に言ったりする。「あなたのせいじゃないよ、政治のせいだよ」と言ってやりたい。
たいていの国は自国の農業を大事に考え、所得補償、価格補償をしつつ守っているのだから・・・。