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冬物のタイダイ染め

2021.09.22 07:26

タイダイ染めと言えば、夏の物と思っていましたが、ここ2~3年、トレーナーやパーカーのタイダイ染めが流行っています。


プリントも多いですが、実際に染めてみてはどうでしょうか?


Tシャツと違って、冬物は袖が長い、生地が厚い、ポケット・ボタン・ジッパーなど部品が多い…… 他にも?

いろいろ考えていても仕方がないので、とりあえず染めてみましょう。


まず、ジッパー付きの生成り色のトレーナー(?)で試してみました。

どうですか?


<染め上ったトレーナーについての私の感想>

 お世辞にも成功とはいえない

 全体が薄汚れた感じになった

 濃い黒が生成り色とはバランスが悪い


目標として、子供服で白黒のマーブル柄のトレーナー(プリント)が可愛い印象があったので、それに倣って染めてみました。

①黒は濃いほうがきれいだ。

②トレーナーは生地が厚くて絞りにくい。

 染色前の洗濯の際に絞りにくくてトレーナーから水滴がポタポタ…

 脱水機がありませ~ん。(>_<)


①②の印象から、染色液は濃いめに、トレーナーは湿る程度にして、以下の手順で染めました。

1.トレーナーは前もって洗剤で洗っておく。

2.ジッパーを外して全体を広げてからトレーナーの外側が外側になるよう丸め、袖は袖でそれぞれ丸めておく。

3.染色液を作る。

4.2を網の上に置いて、全体をぬるま湯で濡らして絞る。

  染色液を振りかける。裏側も同じ様にする。

5.染色液が垂れなくなったら、フィクス溶液を両面に十分振りかける。

  フィックス溶液が垂れなくなったら、ビニール袋に入れて一晩置いておく。

6.ビニール袋から取り出し、表面の染料を流水で取り除いてから全体を洗って乾かし、仕上げる。


すると、4でトレーナーが染色液を吸って準備していた染色液が足りない事態(‐_‐;)に……

少なくとも、染色液が垂れることはありませんでした。

5でフィックス溶液を両面に掛けた時も、トレーナーが吸ってしまって余分なフィックス溶液が垂れることはありませんでした。


この時点で、失敗?????


ここで止めるわけにはいかないので、最後まで仕上げました。


次回、トレーナーのタイダイ染めで修正するところは……

 染色前のトレーナーを十分濡らしておく

 染色液(黒)の濃度を薄くする


まずはこの点を修正して、次の冬物のタイダイ染めに挑戦してみようと思います。