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人間の真理と心理

2021.11.23 05:00

【幸せな人は意地悪をしない】

幸せな人は決して他者を攻撃しません。

意地悪をして悦に入る人は、不幸でお気の毒な人。

仕事に熱意を傾け、社会のためになるよう邁進している人、友人や家族に恵まれて幸せに過ごしている人は他人を傷つけたりして喜びません。

意地悪をする人間は例外なく不幸な人です。

では、なぜ不幸なのか? それは『弱い』から。自らの力で弱さを克服し、幸せを掴むことができないから、フラストレーションがたまる。それを自分以外の人間を攻撃することで解消するしかないのです。

つまり、人に対して悪意を向ける人は「私は不幸です」と言っているのと同じ。とても低俗で下品で恥ずべき行為なのです。


【悪口に激怒する理由】

人に悪口を言われたとき、キレる人。これは『図星』だからです。

相手の発した言葉がご名答であり、自分の気にしている一面を言われたからカッとなるのです。

例えば、「ハゲッ!」と言われて怒る人は、実際に頭髪が薄く禿げている自分を気にしているからです。

逆にフサフサの人にハゲだと悪態をついても怒りません。なぜなら実際禿げていないからです。

なんにせよ短気は損気。感情的になった果ては不幸が待ち受けているだけです。


【人を嫌いになる2つの理由】

人が他者を嫌いになる理由は2つ。

まず1つは自分自身に対する嫌悪です。自分の中にある嫌な要素。それを相手の中に見つけて、「だから嫌い」「だから虐めたい」と思うのです。

例えば太っている人の見た目が嫌いなら、自分も太っていて、それが自分の嫌な面ということになります。

太っている人の見た目ではなく、身体の管理ができていないルーズでだらしない面が嫌いなら、自分の中にもだらしない部分があり、そこを「嫌だ」「直したい」と思っており、故に嫌悪の対象となるのです。

2つ目は相手に対するジェラシー(嫉妬)です。

自分の中にはないけれど、欲しくてたまらない要素。それを相手の中に見つけて羨ましくなり、意地悪をしたくなっているのです。


相手の気になる所は、自分の中にもある気にしている部分であり、嫌な部分。だからそこを非難したくなるのです。

人を嫌うとき、このどちらかが必ず心の中にあります。

人間の発する言葉や行動は、恐ろしいほどその人自身を表します。

隠したいと思っていても表れてしまうもの。

皆あちこちで無意識にヌードをさらしていると言ってもいいでしょう。