古民家改修、春を待つ その39〜41 作るとはなにか?篇
ハイまた続き。
僕が学校の先生仕事の日に、施主さんとその他の有志の方々で古材クリーニング
してもらっていました。ありがたいこと。これも使わせてもらう事にしましょう。
少しずつ、いろんな事考えながら細部も詰めていくとか。
キッチンもここからタイル張り。
まずはその準備のための解体やらなんやら。
作業してたらトイレの便座とか届きました。
いよいよ。いよいよ設置できる事に。
僕は今回トイレの設置法も作業しつつ覚える事ができます。
学びながら、進みます。
いつも、これからも、ずっとそうなんだろうなぁ。
また違う作業の日。
施主さんからの感想が壁に張ってあったりして。
バホット アッチャー はヒンディー語で「とても素晴らしい」とかの意味になるのかな。
うれしいお言葉。やはり褒められて伸びるのです僕。
そうだ、そうなんだよな。こういう感想が聞きたかったのかもな。
1人でやってるわけではないのだ。
作るのは1人、なんだけどな。
そしてキッチンの床板も届いていました。
これは現地産ヒノキの間伐材をこの古民家のある地域の製材所で製材、加工
していただいた物なのですよ。
美しい木肌。これ、大事にしていきたいなぁ。。
そしてまた違う作業日。
板を継いで作った壁にパテを盛って研磨、つなぎ目消し。。
こういうのやってると、小学校の頃に始めたガンダムのプラモデル作りの手順と
何ら変わらない気がしてきて笑える。
やってることは昔も今も同じなのですわ。
気が向いたので、清酒で現場お清めしたりして。
トイレになる場所の天井も張っていきますね。
とかやってたら、台所のシンクも届いたりして。
これで実寸出てまた進みやすくなりますね。
トイレの天井も張れまして。
次は研磨終わった壁にヤニ止めのシーラーを塗っていきます。
この日は施主さんとこの子らも参加。
ぐいぐい塗ってくれました。
ここで君らは毎日排泄するのだ。
だからこそ、いいモノにしていかないとな。
塗る2人。ここに僕がはいるともうせまい狭い笑
この兄弟に任せて、僕はしばらく違う事を始めます。
左右の壁は、兄弟それぞれが選んだ色でペンキ塗りする事になっています。
今回はこのシーラーがつきたところで終わり。
また続くって感じです。
僕の作業のやり方は、
他者を排し、集中し、作るものの質を上げる事に尽力する
というモノなのです実は。
誰かと作業するなんて、質と時のバランスが悪いしやるべきではないし
そんなもんは御免だ、と思って生きてきました。
だけど、どうなんでしょうね?
こういう場ではそうもいかないのかもしれませんね。
いや、まだそうとは決まってない、とも思っていますが、
多人数で協力して1つの形になればそれはそれでいいってことなんだろうなぁ。
まぁ、もう少し体の力を抜いて。
今月いっぱい、やれるとこまで。イザ。