PD(パニック障害、パニック症)治療記 -自分の失敗から学んだ事- 17 "増薬の時"
2017.03.18 14:33
しばらくブログを更新してませんでしたが、
増薬のタイミングを迎え、それでしばらく身動きがとりづらくなっていました。
ようやくまた動けるようになってきましたので、この増薬についてちょっと書いてみようと思います。
先生によりけりだと思いますが、お薬を飲んである程度の期間が経って、まだ漫然とした不安や緊張、予期不安がある場合には、飲んでるお薬を増薬する事になると思います。
というのも、一般的な治療として、まず投薬で完全に不安と緊張をとりのぞくという事が基本らしいのです。
後、お薬のマニュアルにはこの量まで増薬して初めて効果がありますと書かれていたりするので、もう十分落ち着いてるのにマニュアル通りに増薬しようとするお医者さんもいるかもしれません。
効果がきちんと出ていたら、マニュアルの適応量より少なくてもそれで良いとするお医者さんも多いです。私もその方が副作用的にもありがたいです。
増薬すると、また飲み初めと一緒で副作用が来ることが多いと思います。既に飲んでいるお薬なのに、増やすとまた副作用が起こり落ち着くまで一ヶ月くらいかかったりします。
なので、増薬する時は、初めて抗うつ薬を飲んだときと同じような感じになってもけして不思議ではありません。
ここで悪くなった、逆戻りしたと思わないことが大変重要です。
増薬した時は、飲み始めたときと同じような状態になる事が往々にしてあるので、一喜一憂せず、しばらく様子を見ることがとても重要だと思います。