お彼岸

３６５日

ＢＡの絵手紙🌟歳時記

９月２３日

秋分の日

秋です

お彼岸です

おはぎです

祝日だから

みんな仕事

ひとりで３人見るのは

まだこわいので

この前はパパ

今日はりおんが交代で休みをとってくれた

早くから目が覚めた

今日は

小川へいく

墓参り　この前みんなでしてきたやん

はい

何回行ったっていいやん

ＧＩもいいよと言った

仕事が無くなって

あ、あたしは無職無収入だから

お金がかかることは

聞かないかんと

最近　思いだした

お金かからんでも

何をする

何を買う

どこへ行く

は

言うというか

相談するんだろうけど

思ったら即行動なんで

これは　勘弁してほしい

かなり

自由にさせてもらっている

ありがとうございます

だから

行く理由を探す

いちばんの理由は

３人が

保育園で敬老の日に

描いてくれた

パパがわ、ママがわの

ジジババへのありがとうの絵だ

れいくんと

あおちゃんは

ひとつはパパの実家へ

持っていくのを

ママが

３回きいても

らんらんは

いやだ

ＢＡのおじいちゃん

おばあちゃんにあげると

ＢＡを育ててくれてありがとうって

らんちゃんが描いたと

墓参りも　そう言って

おがんでくれていた

あれは

らんらんが

らんちゃんはママのおなかからうまれたと

ママはＢＡのおなかから生まれたと

ＢＡはだれから

生まれたと？

ときかれたことがあった

ＢＡは

ＢＡのお母さんって人から生まれたけど

産まれて２ヶ月で

離婚して　ＢＡのお父さんって人も

育てきらんで

じいちゃんとばあちゃんが

だいじに育ててくれたと

だから

らんらんたちは

パパもママもおるんやよー

でも　世の中には

ＢＡみたいな人もいるし

誰も育てる人がいない子どももおる

うちだって

オトナが全員コロナや事故で

死んでしまえば

子どもたちだけになるけん

気をつけて

みんな元気に生きとかないかん

すると

大丈夫！

らんちゃんが

あおちゃんとれいくんを育てる！

こはん食べさせて

オムツ変えて

お着替えもしてあげる

お着替えじぶんでできるもんっ

と　横から

あおちゃんが言う

うふふ

オトナが居なくなったら

子どもだけでは暮らせない

施設とか

知らん人のところで１８才まで

暮らすんだから

何がおきても

じぶんをだいじに

泣いてばっかりおらずに

たくましく生き延びらんといかんよと

話したような

毎日のように　飛び込んでくる

子どもへの虐待のニュースは

見るに耐えない

ふたり親がおっても

地獄がある

あたしだって

大声でどなる

ＧＩが

怒鳴らんで

低い声で　こうしたらいいやろって

言えばいいと

その方が　ちゃんと聞く

あ、低い声！

つい　くせで　やかましく

怒りたくなると

思いだす

それを思うと

あたしの年ぐらいから

ばあちゃんが死んでしまう

高二の春まで

だいじに愛情深く

育ててくれたんだなぁって

いまさらながら

思いがあふれる

それを敏感にかんじとるのが

まだ小さい

りおんだった

りおんも　熊本まで帰っていても

なかなか　墓参りに小川まで

いかないあたしに

なんでいかんと？

おかあさんを育ててくれたんやで

いちばんに行かないかんやろ！

後部座席のチャイルドシートから

いまの

らんらんみたいに

あたしに聞いたりおんに

生い立ちを話したら

泣きながら

言ってた

似とるね

ありがとう

そうよね

ありがとうって

言わないかんよね

お父さん、かいと、

ありがとう

甘えて行ってくるけん

うん？

栄寿司には　いかんよ

あははは〜