エゴからエヴァへ
エヴァ (Eva) は、ラテン語の女性名。 語源はヘブライ語で「命」または「生きるもの」を意味するハッヴァー (חַוָּה Chavvāh)で、旧約聖書の創世記に登場する人類最初の女性イヴ に由来する。 また、これをギリシア語に翻訳したゾーイ(Zoe)という女性名もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%...
エヴァ - Wikipedia
https://mugen3.com/hon3.html#SEC10 【船井 幸雄- 生き方の極意、他 計10冊 -】より
エゴからエヴァへ
金銭至上主義に疑問符
経営者や経営幹部の90%までが、今では「企業経営の目的は教育性(人々の人間性を引き出すこと)や社会性(世のため人の為になること)の追求にあり、その結果収益が生まれる。」という考えである。金銭至上主義に疑問を感じる経営者が増えてきたのである。
良心とは?
人間には良心があります。「良心」はどのような事が正しいか、また正しくないかを知らせてくれます。「良心」とは、宇宙の至高存在が、我々に与えてくれた「正しい生き方のための心」だと思っています。
第一章、我々は、かなり間違っていたようだ
人間の「思い」はエネルギーであり、物質化する
人間の「思い」や「意識」はエネルギーであり、物質に影響を与えるのが間違いない。(地震による人々の恐怖心が、水に反映し、物質的変化(結晶の変化)を与えた。→科学的に証明)
競争より、協調(協力)へ「競争は悪である」
「競争」は非生産的であるばかりか、人間の尊厳を日々蝕んでいく。 生の根源たる進化と適者生存にも「競争」は関係ない。ここに見られるのは、共生、共同、協働の仕組みである。「人間も自然も競争するより強調(協力)した方が、はるかに効率的に生きられ成長できる。」
「全てを味方に」「全てを善に」「世の為になるかならないか」
敵を批判し否定あるいは抹殺するよりも、どんな存在についても良い所を見つけ協調し合い共生する方が、気分もよく効率的でうまくいくのである。企業なら業績もあがる。
人生観を変えた五つの出来事
創造主とか宇宙から見れば、それは一つの自然であり、なにかの目的があって、全てのものが生まれ、生き、死ぬもようである。そして、そこに生まれる前から存在し、死んだ後も存在し続ける何かがあることは間違いないといえそうである。死は全ての終わりではなく、死後の世界があるのだと思い出した瞬間から、人間の人生観は大きく変わる。人間には前世がある。人は創造主の計画の基に導かれ生かされている。この世に不必要なものはない。
①人間の本質は、あの世と、この世を行ったり来たりすること。②いろんな人種、民族に生まれてくこと。③人間は自分の本質を高める為にこの世に存在していること(この世は人間性を高める為の勉強をする学校)。④許し奉仕する事が正しい生き方であること。⑤ 我々の本質は不死であること。人の生命は永遠であり連続するということ、いわゆる生まれ変わりがあるということ。『前世を記憶する20人の子供』
第二章、人類が迎えた有史以来の大変革
直感力とは?
直感力(考えなくても正しい答えがわかる能力) 大家=エドガー・ケイシー。謙虚で他への奉仕精神にとみ、人生や生き方に責任を持っている人に発露しやすい。自分の内面にある超意識の声に耳を傾けること。
宇宙全ての存在物には、意識と意思がある
なぜなら原子核を構成している中性子が意識で、陽子が意思だからである。この原子核の集合体(本質)は、宇宙の法則にかなって、より調和の取れた方向へ周波数をあげる為に、自然を理解し味わい体験すること(スタディ)を繰り返している。
原子核の集合体は、鉱物、植物、動物、人間という形態を借りつつ、常により高い調和を求めてスタディしている。原子核の集合体である本質が、我々の肉体を通じてスタディしているのだという事に気付き、自我を限りなく少なくし、個人的な欲望を捨てた生き方をすることです。全ては生成発展する。
どうしてみんな競争し、大急ぎで生きているのだろう。どうしてみんな、人よりたくさんのお金や財産を求めているのだろう。どうして、一生をそんなことに使うのだろう。まるで自殺を決意し、それに向かって疾走しているようだ。人は幸せを求めている。なのに、この世界は競争原理で成り立っている。幸せは、お金や出世ではなく、その反対側にあるもの。競争しないこと、戦わないこと、仲良くすることから始まる。人は変わることはできない。自分が変わることはできる。自分が変わることで相手が変わる。自分が変わることで周りが変わり、世界が変わる。
第三章、正しい生き方、本物の生き方
経営体(人生)を上手に軌道に乗せる方法
① 時流適応法=時流を的確につかみ、それに従う。(時流の流れに従う。)② 良くなる原則法=どのような時でも、このようにすれば良くなるという原則法。教育とは、人間性を引き出す為のもので、人にとって何よりも大事なことである。
人間は他の生物と比べて、三つの特性を持っている(正しい生き方)
① 人間の頭は、使えば使う程良くなる。(人間は生涯、学び続け頭を良くし続けるべき存在なのだ。頭を使いましょう!)② 理性的な働きをつかさどる脳(大脳新皮質)を持っている。(人間は理性的に生きるべきだ。「良心に従い理性的に判断して、良いと思うことを実行し、悪いと思うことをやめる」)③ 「思い」を積極的に実現させうる唯一の地球上の生物(世のため人のためになることを実行する)この三つを合わせると、人間の役割は「良いことを思い、世の中を良いように変革し、世の為に奉仕すること」
世の中は主体性を持った一つの意識と意思により作られ動かされている。(創造主は存在する)この創造主(至高存在)は、自分の創った全てのものが生成発展するように仕組まれたようです。
至高存在の意に叶った生き方
① 長所伸展法(長所を伸ばすように力を入れる。運が付いてくる。短所是正を試みないこと。)② 良心法(良心に反することはやめてしまい、良心にあう事しかしない。良心的経営が好業績の原動力。ウォルマートの「良心による経営」が至高存在を喜ばせ、顧客や取引先に受け入れられた。)③ 親身法(悪口と自慢だけはしてはならない、絶対に損をする。人間社会での上手に生きる為の常識。子に対する親の気持ちになって、全てに対処する。(他人の自慢を喜んで聞いてあげる。)長所を見つけその人を好きになる。)
経営の効率的な勉強法
実現可能な夢、実現の確信できる夢を経営の世界ではなるべく効率的に持つ事が必要です。そのためには、やはり勉強しなければなりませんが、効率的な勉強法として、私が見つけた方法があります。それは、びっくり現象、成功例、本物を出来るだけ多く知ることです。知るポイントは、「百聞は一見に如かず、百見一経に如かず」ですが、それをらを知り、ルール化し、自分の体質に合わせて将来の実現可能な夢を描くことです。というより、びっくり現象や本物や成功例をいくつか知りますと、普通の人ならたいてい夢を描き始めます。本物=単純化、調和化、自然化、質素、愛
第四章、船井幸雄へのQ&A
人として知らなければならない世の中の基本ルール
① 因果と公平(損があらば、必ず得が戻ってくる。我々の本質(魂)は、不死。生き続けている。 肉体を失ってもそれは肉体だけの死であり、本質は死なないで生き続ける。新しい肉体に入り生まれ変わるのである。)② 全てが生成発展(この世の中も、世の中の存在も全て生成発展する。)③ 全て必要、必然、ベスト(どんな嫌な事が起きても、まず理由を考え、肯定し、感謝すること。)④ 「思い」は実現する(「良いこと」を思うこと。プラス発想。)
エヴァへの道
自分や自分の周辺に起きることには、全て意味がある
しかもそれらが必然、必要、ベストの事象になるから、世の中の仕組みはうまくできている。したがって、どのような事が自分や自分の周囲に起きようとも、その全てを肯定し、感謝するのが正しいようだ。なぜなら、全ての事柄に意味があるはずだから、病気、倒産、事故など「つき」の悪い事が起きたときほど、その理由と意味を考え、理解し、納得し、そして肯定、感謝へとつなぐべきである。無駄なことは何一つないのだ。
善と悪の融合
「善」と「悪」を融合させるのです。そして良い方の概念の「善」に全ての基準を置いて一体化させるのです。それで答えが出てくる。「敵」と「味方」についても同様です。これが本当の意味の「包みこみ法」であり、「長所伸展法」なのです。「善」と「悪」を一緒にすれば「善」になる。敵と味方を一緒にすれば味方になる。「松下電器という会社は人づくりをしている。ついでに電気製品を作っている。」
『LIFE BETWEEN LIFE』ジョイル・ホイットン。死ぬとあの世に行きます。そこで複数の偉大なる存在の前に連れて行かれるのです。そして今世で何をしたかを一から見せられます。喜ばせたら、喜ばせた人の気持ちが全てわかるのです。それで反省します。
また全ての過去世でどんな生き方をしていたかも全部思い出します。あの世というのはとても気楽な良い所で、のんびりと休めるらしいのですが、この世の方がしっかり勉強できるので、偉大なる存在に「またこの世に出て行きなさい」と言われ、自分でも行きたいなと思うようになります。
その時に、偉大なる存在たちと相談しながら、今度はどんな勉強をしようか、どんな仲間と一緒に勉強しよかと考えて、あの人とあの人の子供に生まれようなどと決めて出てくるようなのです。例えば、前は日本人だったから今度はアフリカに生まれようとか、前は男だったから今度は女に生まれようとか、前は貧乏だったから今度は大金持ちの子供に生まれようとか、自分で決めてでてくるのですね。その中でまず、100%決めているのは、誰と結婚するかと、いつまで生きようとかだという感じです。
船井幸雄の宇宙観(世の中の仕組み)
① 全てのものは生成発展する。世の中のものは、みな良くなるようになっている。② 世の中で起こることは、全て必要、必然、ベストになるようにできている。③ 人間は小宇宙で、大宇宙や原子の世界と人間の構造は全く一緒。④ 全ての源は波動。⑤ SOMETHING GREATは存在する。
船井幸雄の人間観(人間とはどんなものか)
①我々の本質は魂(原子核の集合体)である。我々の魂は、人間の魂になる前は動物の魂でしたし、その前は植物の魂だったようです。そして人間の魂を卒業すれば神の魂になるということも、ほぼ間違いないと思われます。
②人間は地球上の動植物のDNAを全部持っている存在ですから、地球上の動植物について全ての責任がある。
③肉体は借り物ですが、魂は永遠の存在で、死んでも終わりではありません。それから、この世で人間の体に入っているときが一番成長できるようです。魂が成長できるポイントは、愛、奉仕し許すこと。
④SOMETHING GREATの意に添った生き方をすると、何もかもうまくいきます。意に反した生き方をすれば、例えば病気になったり、人相が悪くなったりツキが悪くなったりするようです。SOMETHING GREATは我々に正しく生きてもらいたい(良心)と思っているのだ。
⑤SOMETHING GREATがどんな気持ちで宇宙を作り、世の中の仕組みを作ったのかということを理解しないと、上手に生きられないと私は考えます。
SOMETHING GREATの意に添った生き方
ツキをつける(意思決定の五条件)
① やりたいこと・楽しいことをやる。(やりたくないこと・楽しくないことはやらない)② 自信のあることはやる。(自信のないことはやらない)③ 自分の為だけでなく世の為になることをやる。(自分の為だけの事ならやめたほうが良い)④ 責任がとれること。(自分で責任の取れないことは、やってはいけない)⑤ 憎まれることはやらない。(一番その人のツキを落とす)長所伸展法・良心法・親身法を実践する事・プラス発想をする事(運を招き寄せる方法)
正しい方向に進む事が大事
① 一番化=一番のものを伸ばすこと。一番であれば、どこからでも人が来る。② 単純化=今の世の中、複雑化というのはダメである。
時流の読み方―小売店の繁盛している条件
① 明るいこと=店内が明るい、本のタイトルが明るいなど。② 女の時代=女性が納得し、喜ぶことでないと、受け入れられない時代。③ 口コミの時代=口コミに乗るようなことをしないと、うまくいかない。④ 本物の時代=安全、安心、快適、低価格、高品質。⑤ 前向きのビックリ=一番の勉強法(本物とショックにできるだけ挑戦する→自分の成長)
時流の方向
① 共生の時代(競争の時代は終わる)② 融合の時代(対立の時代は終わる)③ 公開の時代(秘密の時代は終わる)④ エコロジーの時代(エコノミーの時代は終わる)⑤ 節約の時代(浪費の時代は終わった)マクロの善人間を目指すこと(自分の事、目先の事を考えない)
強い波動(プラス発想・影響の輪)は弱い波動(マイナス発想・関心の輪)を同化する
「プラス発想」と「マイナス発想」では、プラス発想になり、「敵」と「味方」が融合すれば味方になり、「肯定」と「否定」では肯定になります。要は包み込める方のものに、なる。包み込む前に必要なのが、肯定と感謝です。これこそプラス発想だと言える。
世の中で起こることは、全て意味がある
病気も必然、必要、ベストのこと。意味のないことなどない。「病気」とか「ツキ」が悪いということは、間違った生き方をしているから。その間違いの理由を考え、肯定し、感謝すること。例えば病気に感謝してみましょう。
この世は我々の本質=魂にとっての学校
いろんな勉強をする所。我々の本質は肉体ではなく、魂であり、それぞれ計画的な目的を持って「この世」に生を受けている。SOMETHING GREATの意思。
時代の流れは変わった
今は儲けようと思っても、儲かるだろうと予測しても、「世のため人の為にならないものや、必要でないものは、儲からなくなった」のである。その逆に、「必要で、世のため人の為になる良いものは、必ず儲かるようになった」のである。損得計算をしなくても、真に良いこと、必要なことなら、経済的に十分採算にのるのです。良いことは、目先の損得など考えずにやっても大丈夫。「儲ける」ことよりも、「世のため、人のため」になることをモットーにする事。
松下幸之助の理念
松下幸之助さんは、社員がいろんな事を提案してきますと、三つの質問をしたのである。一つ目は、「それを実行すると社員は喜びますか?」二つ目は「売ってくれる人たちが喜びますか?」三つ目に「儲かりますか?」この三つとも「イエス」の場合のみ「では、やってみなはれ」というGOサインを出したという。
ネスコムの教育法
教師が教え込むというやり方から、生徒が自主的に学び取るというやり方へ180度転換したのだ。すると、生徒の成績がどんどん伸びた。生徒は他の生徒と比較されるわけではないから劣等感を感じることもない。
本物時代の到来
「矛盾だらけの資本主義社会は、近未来に大変革を遂げ、いよいよ人類は、本物時代を迎えるだろう」一般に、それまでの時代を支配していたものは、次の時代が始まりそうな時には、旧時代の権威維持のために激しい抵抗をします。資本主義の時代である今、アメリカと日本が世界の約40%強の経済力を占めているわけですから、端的に言ってこの両国が主役です。
新しい時代の幕開けには、必ず「生みの苦しみ」が伴うのです。その後には、素晴らしい時代がやってくるものです。世の中の流れを良く掴み、日々それに対処できるように勉強を怠らなければ、必ず道は開けてくるものです。混迷の末の近未来に訪れるのは、どうやら「本物の時代」だと思われます。その日に向けて、どうすればいいかも分かってきました。たとえば、自分の長所を活かし、「世のため人のため、自分のためになること」に取り掛かれば良いのです。
第1章 本物技術が開く未来像
21世紀の幕開けにあわせるように解読に成功したDNA、ヒトゲムノによると、人間は150歳まで生きられるそうだと言われています。世界一の長寿国フンザのパラレソさんが132歳まで生きて、105歳の時に子供が出来たとしても別に不思議でもなんでもないのです。それを私たちが信じられないのは、身近にそういう人がいないからに他なりません。
我々は文明国で暮らしているから元気で長生きできなかったようです。文明国には自然のままの食品が極端に少なくなっています。野菜は農薬にまみれ、牛や豚、あるいは魚も養殖だから人工飼育で育ち、食品には例外なく防腐剤などの食品添加物が含まれている、といった具合です。これは、食品を効率よく生産し、商品として長く店頭において置けるように、と考える「資本主義の論理」から来ています。
逆にフンザでは100%自然食なのです。フンザの人が長生きできる秘密は、その「飲み水」にあるらしいです。フンザという村には化学文明による汚染がほとんどなかったのです。自然の水と塩には、本来バランス良くミネラル(微量栄養素)などが含まれていてこれが重要な健康の元になっているようです。それを食堂の水道水と食卓塩に変えてしまった国では、どうしてもミネラル不足や栄養源不足なってしまいます。
本物の5条件
① つき合うものを害さない。② つき合うものを良くする(蘇生化させ調和させる)。③ 高品質で安全、そして安心できる。④ 単純でしかも万能。⑤ 経済的である。この5つの条件に「三つ以上適うもの」なら本物だといえます。
本物主義と資本主義の違い
資本主義はとにかく儲けを追求しなければならないと考えるので、良いものは高くしてたくさん儲けるのが当たり前。これは自然の流れに反すること。本物主義では自然の摂理に逆らうようなことをしてはいけないのです。ですから、商品なら良いものを安くし、それが出回ることを望みます。何事も自然の摂理に従ってやっていくのが正しく、それが本物主義である、という事になります。企業とは、『金儲け』や『損得勘定』だけを目的として動くものではないのです。どれだけ社会に貢献する事ができたか、などの部分も重視されるものだと思います。企業は社会の一員を構成する『家族』なのです。
船井総研 経営特徴(この順番で重視)
① 社会性 ② 教育性 ③ 収益性
●自然のメカニズム以上の本物はない!
昔あって、今はないもの。資本主義文明にドップリ浸かっているうちに、いつの間にか忘れてしまったもの。そういうものを改めて見直してみると、本物の生き方はもちろんのこと、たくさんの本物技術のヒントを見つける事が出来ます。昔あって、今はないもの。例えば有機農法での田んぼや畑です。自然のメカニズムに勝る本物はありません。私はこのメカニズムを作った存在をサムシンググレートと呼んでいます。今の人間は、自然の摂理に逆わらず、サムシンググレートの想像力に素直に従うべきだと思います。
※自然循環栽培とは?まず体に悪いため、農薬や化学肥料は一切使いません。自然界の食物連鎖を活かし、なるべる余分な手を加えずに、自然のメカニズムに任せようという発想なのです。
第2章 本物の生き方が幸せを呼ぶ
モノからココロへ(成功の条件)
① 成功するより、幸せに生きることの方がはるかに大事だ。② 済んだことはくよくよしない。未来は神に任せる。③ 夢を持って、明るく、今現在に全力投球し続けるのが、成功の秘訣である。④ 声が大きくて、明るく元気で、ちょっぴり知性があれば、たいがいのことはうまくいく。
今、最も伝えたい10項目
① 世の中の存在は全て生成発展している。生成発展しているとは、(1)より自由に、(2)より多くのものを好きになり、(3)よりエゴが少なくて…の方向に進んできることである。② 人生は楽しむためにある。人は何をしても自由、というのが世の中の本来のシステムである。③ 肉体とは、その制約の中で一つの夢を体験し、学ぶためのフル・オートマチックな車のようなものである。④ 死とは、大きな家の中の別の部屋に移るようなもので、楽しい経験である。⑤ 生も死も、現実も、全て自分が選択して決めている。現実は間違いなく自分が招いたものである。
⑥ マクロで見ると現実も夢のようなもの。全ては観念の産物といえる。⑦ 地球上には、マイナス発想的な難しい制約がある。これは地球人の観念が作ったものであり、そのため生老病死などの苦労がある。地球上ではボチボチ制約をはずした方が良さそうだ。⑧ 権威や権力に動かされるものではなく、直感と洞察力で生きられるようになるのが、とりあえず人生の目的のようである。⑨ ともかく、何よりも自他を縛らないのが、私たちの当面の目標といえよう。⑩ これらのことは、全て「波動の原理」で説明できる。
※これらを経験的に納得するためのコツをあげると…それは「自然の摂理」に従って生きてみる(考えてみる)事です。すると、この10項目はみな、自然の摂理に合致している事が分かります。自然の摂理というのは非常に単純です。自然とは、言うならば、(相似象)(陰陽)(循環)の構造を持ち、(長所を活かしつつバランスをとり)ながら(常に生成発展している)存在といえます。このカッコで強調した五つが自然の摂理です。
この五条件から外れたことをしたら、何であれ結果として絶対うまくいきません。人の生き方も、経営も、さらには世の中全体についても、しかりです。ちなみに相似象とは、自然の中に存在するものは、人間であれ他の動物であれ、また草も木も石も全て、同じような構造になっているということです。陰陽は、光があれば影がある、作用があれば反作用があり、この世があればあの世があるというように、全ては表裏をなしているということです。自然はこのように単純で均整の取れた構造をしていて、しかも絶えず循環しています。この自然の調和を崩すような行為、及び思いは、どうしても悪い結果しか招かないようなのです。
本当の役割
企業の成長を維持し、顧客に求められ続ける事がいかに難しいか、つくづく考えさせられます。これについては、ウォルマートの例が確信させてくれますが、企業活動においても「目先だけ、自分だけ、お金だけ」を考えるのではなく、「世の中を喜ばせる」ことを第一に考える経営が正解のようです。人間の生き方と同じく「自然の摂理」、あるいは「良心」に従っての経営でないと、真の意味での強い企業には育て上げられないといえそうです。そして三つ目です。「世の中で起こることの全ては必要、必然であり、全ての人は「ある時点まで」は自分の意志で生きるというより、大きな自然の意志によって生かされている」らしい、と気づきました。カルマ(本来その人が持って生まれてきた役割)を果たすまでは、身の回りに色々な事が起こります。その起こる出来事にはすべて何らかの意味があり、しかも全て自分が招いたもので、勉強しなければならないことなのだと考えてほしいのです。
世の中での出来事は偶然に起こることなど一つもなく、カルマを解消するのに必要だったり、カルマを持つゆえに犯してしまう誤った行動に対する必然のリアクションだったり、いずれにしても私たちが与えられた本来の役割に気づくまでの試練のようなものと考えていいようです。そこに気づいてから、私も自分に起こることの全てをいったん受け入れ、そこから何かを学び、何かを掴み取ろうと努力するようになりました。おそらく、自分の新の役割に気づいてからが、本当の人生なのです。それからの人生には、生きる迷いはなく、素晴らしい充実した日々を送る事が出来るでしょう。
素直な人は運がいい
他者に対する事が、自分に返ってきます。与えられたら与えられるし、奪ったら奪われるという事が間違いのないことのようです。自分が他者に与えるものしか、自分も受け取れないのです。大切なことは、「すなお」で「謙虚」、そして「プラス発想」して、楽しく幸せに前向きに生きるということ。
「与えるものが受け取るもの」とも共通する部分が多いのですが、私は「世の中は、まったく公平だ」という事を実感しています。これは世の中のルールであることは明らかです。全体も個もバランスをとって生成発展するようになっていることから考えても、これは当然のルールのようです。世の中が不公平に出来ているということは絶対にありえません。
人間の大きな特性であり、人間にしかない特性、それは「経験を積んで勉強することで成長していける」ことです。この特性を活かして生きる事が人間にとっての「自然の摂理」に合った生き方なのです。運がいいといわれる人は、運をつかむ努力を必ずしています。「チャンスは誰の前にも平等にやってくる」もので、それを確実につかむ準備をしているか否かが、運の良し悪しを決めるといっていいようです。ここで扱っている「すなおさ」というのも、運を呼び込む(掴む)ための非常に有効な「準備」の一つになります。
※ あらゆる角度から考えて、やはりすなおに生きるのが一番いいと思います。そして、謙虚であれば尚いい。【すなおで謙虚でプラス発想することこそ、上手に生きるためのポイントであるといっていいようだ】と、これが私の得た結論なのです。
北原照久社長(開運!なんでも鑑定団・株式会社トーイズ社長)から学ぶこと
① 「今が一番幸せだ!」また10年先にも「今が一番いい」といえるような人生を送りたい。要するに、全て『考え方』であり『気持ちの持ち方』なのです。『今が一番いい』と思っていると、想いもよらない様々な奇跡が実現していきます。究極のプラス発想。② 強い思いは必ず実現する!
「ツキ」の10か条
①プラス発想 ②勉強好き ③すなお ④感動 ⑤感激 ⑥感謝 ⑦ツイテいる人と付き合え ⑧ツイている人を集めよ ⑨ほめろ ⑩自分はツイていると思え
何にでも感謝すれば、全て良い方向に向かいます。人の好感度は『どれだけ感謝できるか』によって決まります。ツイている人からは、たくさんのついている『気』がもらえます。ほめれば、褒められた方も、褒めた方もいい気持ちになれます。相手のよいところを見つけてほめる癖付けをしておくと、人の長所が良く見えるようにもなります。けなすよりも、ほめる方がいいに決まっているんです。『自分はツイている』と思っている人にこそツキは回っていきます。自分が発した言葉は、言霊として自分に返ってきます。『本物』とは「ハイレベルエネルギーを集める存在(=人、物、システム、その他全て)」である。
「想いは実現する!」は昔からの事実
『聖書』に次ぐベストセラー、ジェームズ・アレン(成功教の教祖)の著書で『ASA MAN THINKETH』の中でアレンの考え方は、「人は、自ら思ったとおりの者になる!」というもの。『聖書』には「人は密かに考え、その通りの者になる」とあり、仏陀も「私たちの今の人生は私たちがこれまでに考えてきたことの結果である」と教えています。このように「実現の確信を持って思い続けてきたことが実現する」という事は、ずっと昔から信じられてきたことなのです。
第3章 21世紀を創る本物教育
● 上手な生き方のコツ
①命をかける。②付き合わなければならないこと(人、物、仕事などなんでも)については、それらの良いところを見つけ、認め、好きなろう。③長所と好きなことを伸ばし活かし、世のため、人のため、ひいては自分のために活用しよう。
本物の教育
(人を好きなり、その人の好きなこと、得意なことを探し、見つけ、引き出す)教育は「与える」ものと考えたら失敗する事が多いようです。最初は与えてやらせるしかないこともあるでしょうが、最終的には本人が積極的に自分から「学ぶ」ような形にならないと、何をやっても本当に自分の身につきません。自ら学ぼうとした時、人は初めてよく覚え、よく成長するのです。そしてその時には、人間は無限といってもいいような力を発揮します。周りから見たら奇跡としか思えないようなことも、あっさりとやってのけることが珍しくないのです。
好きなことなら、誰かに言われなくても夢中になってやります。ですから、まずはその人が好きになれることを見つけてあげることです。人より優れているところ、自分の長所に気づくと、それは必ず好きになれます。後は放っておいても、彼らは自ら積極的に学んで成長していくのです。一見したら何の取柄がなさそうな人間にも、必ず何か一つ以上の長所があります。その長所を探してあげるには、その人を好きになるのが一番です。
好きなことや得意なことを一生懸命やっていると、つまり自分の役割や使命を果たすように生きていると、その人は「幸せ」になり、「つき」「成功」もするようです。自分に最も力がつく生き方であり、世のため人のために尽くすことができる方法ともなります。なぜなら、それは自然の摂理にあった生き方だからです。自然の摂理に反するようなことをしていたら失敗するというのは、教育においても例外ではないどころか、教育において持っても如実に現れるといえます。
沖縄アクターズスクールのマキノさんの教育方針
自分のやりたいことを自分で見つけて、自ら進んで打ち込み始めるのを待つ!そうすると、そこからは急速に伸びていく、とマキノさんは言っています。自らの才能が輝きだせば、自然に人間として成長していくものです。教育というのは英語でEducationといいます。この言葉の語源となるEduceという動詞は「潜在能力を引き出す」という意味を持っています。教育で大切なのは「詰め込む」事ではなく、「引き出す」事なのです。
吉田松陰に学ぶ人材づくりのポイント
①差別しない。②長所を伸ばす。③勇気を持って実践する。④プライドを持つ。⑤ほめ合い認め合う。今、多くの教師達に望みたいのは、この松陰の純粋性です。「どんな人とも、差別しないで、その人の為に至誠の気持ちで付き合う」
今に生きる「米百俵」の逸話
幕末から明治にかけての激動期を生きた人で小林虎三郎といる人づくりの名人がいます。徳川譜代の長岡藩は戊辰北越戦争で敗れてしまい、長岡城下は焦土化し、武士も農民も町民も皆ひどい飢えに苦しめられることになったのです。窮状を見かねて支藩の三根山藩から百俵の米が届けられることになりました。腹をすかせた藩士達は、待ちかねていた米が届くと、直ぐに分配して欲しいと迫ります。ところが大参事だった虎三郎は、これを拒否し、米を分配しなかったのです。
「ここで米を分配しても、腹が満ちるのは二度か三度のことだ。それよりも、ここを耐えて、この百俵の米を基金に学校を作りたい!」と抱負を語りました。「学校で腹はふくれない」と槍を突きつけられても、虎三郎は頑として譲りませんでした。長岡藩の再建には、教育による人材育成しかない、と思い定めていたのです。「自分達の時代に間に合わなくても、子供たちの時代に間に合えばいい。まして、今日、明日の自分達の腹など、耐えられなくてどうする!」と一渇したのでした。根強い反対の中、少数の味方を頼りに構造改革を進めようとする小泉総理が「米百俵」を持ち出した気持ちも、痛いほど分かります。「何よりも人財を作れ!民度の高さは、ただ一つ、教育にあり!」小林虎三郎