PD（パニック障害、パニック症）治療記 -自分の失敗から学んだ事- 18 "体重"

抗うつ薬を飲んでいると、太るという話をよく聞きます。逆に痩せるという話もよく聞きます。

私は太りました。10年前からこういうお薬を飲み始めましたが、当時は55kg、毎年2-3kgずつ増えていき、今は80kgになってしまいました。

これは加齢による代謝の低下、運動不足、食事、生活リズムなどいろいろな事が重なりこうなったと思いますが、その一端を抗うつ薬が担っている部分もありそうです。

基本的にはリラックスするお薬を飲んでますので、代謝が悪くなったり、やる気があまり起きませんので、運動など余計しなくなったりします。

また、生活圏が狭くなると余計動かなくなってきます。

副作用で太るというより、太る条件を整えてくれてしまう感じでしょうか。

また、甘いものに関して、私は以前そんなに甘党ではなく、間食もさっぱりしない人で、またお腹が空いていてもその状態が問題なかったです。

ですが、PDになってから、お腹が空くと予期不安が出ることが増え、怖くて夕方に間食してしまうことが増えました。

また、甘いものをとると心が落ち着く気がするので、甘いものをとる事も増えてしまいました。

低血糖とPDの発作の症状は似ているので、お腹が減って低血糖状態になると、発作的な感じになり予期不安などが出てしまうのではないかと思っています。

無理に間食をやめて予期不安で動けなくなっても仕方がないので、運動と、通常の食事で低血糖を避ける食事をとる、間食は最低限、などうまく組み合わせて、PDの治療と体重増加の予防を両立していくしかないのかなと思います。