Eric Carleの詩画集
2021.09.23 07:08
今日更新した3冊の詩画集のシリーズ、実はこれ、どれも挿絵をエリック・カールが手掛けているんです。
1965年〜67年にかけての仕事で、絵本作家としてのデビューが68年(『1、2、3 どうぶつえんへ』)なので、その前夜の仕事としても興味深く見る事ができます。
デビュー作の『1、2、3 どうぶつえんへ』を見ると、ほんとうにエリック・カールは最初からエリック・カールなんだなぁ、すごいな、と思うのですけれど、この詩画集のシリーズはそうしたエリック・カールのイメージからは少し違っていて、デザイン的な感覚が強く感じられます。
3冊それぞれのテーマに沿った、様々な著名な作家の詩や短文を、Louise Bachelderが選んで編集したものに、エリック・カールが挿絵を描いています。原画は恐らく木版画ですね。
子ども向けではなく、こうした大人に向けて絵の仕事をしたエリック・カールの作品もとても素敵ですね。
ぜひオンラインストアでも御覧ください。
※すみません、記事を書いている間にすべて売れてしまいました。また入荷できるかはわからないのですが、ご希望の方は該当の商品ページより、再入荷お知らせメールのご登録をお願いいたします。
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