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【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル

聖なる防衛週間開始 イラン各地でパレード

2021.09.23 09:38

 殉教者とホメイニとアルクッズの描かれたプレートを掲げ闊歩するバシジ(民兵)の隊員。



聖なる防衛週間とイランから見た戦争

 聖なる防衛週間と言うフレーズに馴染みのない方のためにざっくりと改札すると。9月22日今から41年前の何でもないこの日にイラク軍がイランに侵攻した。独裁者フセインの一週間で終わると言う予想は大きくハズレ泥沼の8年間の戦争が始まった。

この間イランでは革命に次ぐ混沌の時代となったがこの戦争を経て革命後の権力闘争の鎮静化や国内の現体制の強化。発展への布石になったのも事実である。

聖なる防衛週間ではこの戦争で果敢に戦って立派に殉教した人々を讃え、戦争メモリアル的な式典としての意義がある。

 

 

聖なる防衛週間の内容

 そんなイランの誇る大切な行事の一つである「聖なる防衛週間」だがどのような事が行われているのだろうか。

このイベントで盛んに行われ、防衛週間の初日を飾るのが軍事パレードで毎年イラン各地で様々な組織、特色を持ったパレードが行われる。テヘランやコムのような国の中枢都市では大統領や最高指導者が出席する場合もある。

その後のスケジュールとしては毎日とまではいかないものの、軍事イベント尽くしの日々となる。陸空軍では演習も行わらる。警察の場合は式典として演目が披露されたり、海軍に置いても演習や観艦式が行われるケースが多い。

    パレードを見守るライシ大統領

各地の軍事パレード

#コム

コム郊外では内務省法秩序維持軍(警察)主体のパレードが行われた。イスラムの法を守る警察をイスラムの守護者として位置付けた物である。

戦争と警察というと向いてるベクトルが違うようにも思えるが戦争中に行なわれた革命体制の強化や敵国勢力の浸透など内政面においても聖なる防衛は行われていた。

警察のバイク部隊

米軍の服を着せられ行進させられる政治犯

#テヘラン

テヘラン郊外ではイラン軍、革命防衛隊共同で現用の防衛兵器の展示が行われた。これにはライシ大統領が出席し、清華など数カ国の大使や駐在武官などの要人も式典を見学した。

イラン軍のコルダード15国産防空ミサイル

イラン軍の弾道ミサイル部隊

革命防衛隊の弾道ミサイル部隊の展示

最新鋭の国産弾道ミサイル

革命防衛隊の防空ユニットの展示

最新装備に身を包んだセパの兵士

軍のオートバイ部隊の行進

#ホラマバード

 北西部の都市ホラマバードでは大通りを使い革命防衛隊傘下の民兵組織バシジ主体の政治的なパレードが行われた。

イスラエルの国旗を踏む隊員たち。手にはホメイニとアルクッズが描かれたプラカードを掲げている。

市民の寄付により回収したドル札を道路に敷き詰め踏みつける展示

イランのお家芸とも言えるバイク部隊

道路に描かれたイスラエル国旗を踏みつけて行進する民兵隊員