【いただいた回答】(回答者16名。複数回答あり)
「①回数」(4人)
「②時間」(2人)
「③おうちの人の声かけ」(8人)
「④そもそも感じない」(2人)
「⑤その他」(6人)
〈⑤の内訳〉
「決めたタイムを達成した時・新記録を出した時」(1人)・「早く取れた時」(2人)・リアル練習会で(1人)・「先生のYouTubeを見て、終わった時」(1人)・「友達が来てる時」(1人)・「そもそもおうち練習をしていない」(1人)
【感想】
練習の話題になる時、よく指標として上がるのが「質」と「量」です。「質」の良さを感じられた時(つまり、「いい練習できた~!」と自分で感じられた時)、あるいは、多くの「量」をこなした時、これらが、「達成感を感じられる時」だと、私は考えていました。しかし、アンケートをとってみて、「量」に関連する①や②の回答が案外少なかったのが意外でした。また、④は「いるかも知れない」とは思ってましたが、本当にいた!と驚きました。
半数の子が③を挙げました。改めて、日々の頑張りを労うことの大切さ、大会での「結果」はもちろん重視したいところですが、日々の取組の「過程」にも、スポットライトを当ててあげることの大切さを、実感しました。
具体的に紹介しますと、「ママに、頑張ったね、と言われた時」のような回答がありました。親からの声かけを欲している子には、惜しみなく「労いの声シャワー」をかけてあげてくださいね!
ところで…そもそも、練習で達成感を感じるか、感じないか、そのどちらがいいのか?あるいは、何で達成感を感じるのがいいのか?それらに正解は、ないのかも知れません。百人一首をやっている理由は、人それぞれだからです。自分が楽しくて百人一首をやっている子もいれば、家族を喜ばせることを第一目的にして頑張っている子もいる。それぞれの思いを大切にしてもらえたらいいかなあと思います。まさに「みんな違ってみんないい」です。反対に、オンライン教室参加者全員に共通しているのは、「もっと上手に、もっと強くなりたい」という「向上心」だろうな~と思う今日この頃です。