👣散策MAP【きぬかけの路】世界遺産「金閣寺・龍安寺・仁和寺」を巡る散策路
秋晴れの空が綺麗な、とある日
行ってきました「きぬかけの路」
*動画のリンクは記事の最後へ*
今回も2回撮影に行きました。
その理由は、「金閣寺が撮影不可」だったからです!
2020年に金箔の貼り替え補修を終え、美しくなった金閣寺をめちゃめちゃカッコ良く記録に残すつもりで向かいましたが、
入り口の門のだいぶ手前でガードマンさんに
「金閣寺内は動画撮影不可なのでご注意ください」と教えてもらいました。
はて、どうしたものかと思いましたが、しっかり観てきました!
ゴミ箱にアイスクリームは入れないでください⬆︎
金ピカの舎利殿「金閣」が有名なので「金閣寺」と呼ばれますが
本当は鹿苑寺(ろくおんじ)
一体何年ぶりだろうかと思いながら進みます。
たぶんもう15年以上前に訪れた時は
こんな風にゆっくりは観れなかったし、写真も撮れなかった記憶があります。
「鏡湖池」に映る逆さ金閣…は、
波打っててぼんやりでした。
金ピカ〜✨
⬆︎おみくじマシーンの数スゴい。
あっという間の散策でしたが、ひとつひとつゆっく観れて楽しかったです。
(金箔ソフトクリームは食べず。)
⬆︎金閣寺の入場札
金閣寺を出た後は、近くの「わら天神宮」へ。
正式名称は「敷地神社」初めて知りました。
わら天神の主祭神は「木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)」
逸話から、全国的に安産・子授け・縁結びにご利益があるとして知られています。
⬆︎スタイ(よだれ掛け)の奉納が可愛い
六神を祀る「六勝稲荷神社」もあり、
そのご利益は絶大で商売繁盛、必勝祈願、心願成就etc…
現在では「六(む)つかしい事に勝つ」と、
難関試験突破の守護神としても注目されているそうです。
👣
帰宅後に、「きぬかけの路」なるものがあることを知り、
「きぬかけの路」は、
金閣寺、龍安寺、仁和寺の世界遺産3カ所を巡る約2.5kmの散策道路。
少し寄り道して、金閣寺の西側を通る「蓮華谷道」を抜けて「不思議不動院」へ。
何が不思議なのかわからないところがまた不思議。
_ちなみに、
この蓮華谷道は狭い道路なのに車はビュンビュン飛ばすし、金閣小学校などの通学路になってるから怖い怖い。
ドキドキしながら歩きました。
彼岸花が綺麗に咲いてました。
さて、きぬかけの路に戻ります。
途中、立命館大学や堂本印象美術館もあり、
大学内で食事してもいいよな〜と思いながらテクテク(今の時期はダメなのかな)
「カフェ山猫軒」さんはきぬかけの路沿いにある大学敷地内のカフェ
この時は休業中だったので、またの機会に行ってみたいです。
「歴史と文化のラビリンス」…
一本道で迷宮入り…
さっきまで、「色はみやび、四季はいろどり」言うてたのに…
そして、やって来ました「龍安寺」
この枯山水の石庭の眺めを独り占めです。
1450年に細川勝元が創建した禅寺で、
1975年にエリザベス2世が訪問した際に、石庭を称賛したことがきっかけで、
禅ブームもあり一気に知名度が上がったそうです。
⬆︎鏡容池に映る青空が綺麗。白鳥も鴨もいました🦢🦆
5月〜7月に見頃の睡蓮も有名なんだとか。
回遊庭園には「パゴダ」があり、先の大戦でのビルマ派遣の英霊のために建立されたそうです。
贅沢な龍安寺での時間を過ごし、さらにきぬかけの道を進みます。
すると…
「きぬかけの路」の案内が。
と思ったら、むむ!?
「きぬか怪さん」だと…?
早速調べると、「きぬか怪(け)さん」はきぬかけの路のご当地キャラクターで、
キャラ設定も細かくてなかなか面白い…
わら天神の参拝土産として人気の「うぶ餅」と同じ笹屋守栄さんで作られる 『きぬか怪さん 上生菓子』の見た目のグロテスクさもなかなか。
ぜひ公式ホームページを読んでほしいです。
⬆︎右ほほが、頑張って散策MAP用に描いた「きぬか怪さん」
でもね、
もっと早く言ってよ!フリー素材あるって!!
(でも著作権は放棄してないよ)
きぬか怪さんを何度も「ものの怪さん」と言い間違えてしまうのは仕方ないとして、
ここで朝ごはんのお店をご紹介。
「KINU CAFE(きぬカフェ)」さん
入り口の焙煎機から香るコーヒー豆に惹かれます。
モーニングセット(トースト・サラダ・ヨーグルト・フルーツ・ドリンクで700円)
もありますが、軽く食べたいだけだったので単品でホットサンド(400円)とコーヒーを注文。
ところがどっこいです。
めちゃくちゃボリューム満点のホットサンドでした。
(ハムチーズとあんバターをそれぞれ注文)
食べてる間にコーヒー豆を焙煎してもらい、煎りたてを試食させてもらったり、
USAとイランのピスタチオの食べ比べをし、イラン産を焙煎してもらいました。
煎りたてのピスタチオはこっくりとしていて柔らかくて美味しかったです。
お着物姿が素敵な店主さん、楽しい時間をありがとうございました。
👣
さて、ラストの「仁和寺」へ到着
境内を巡ったのは「嵐電で行く編」⬇︎で行ったので、今回はその時は入れなかったお庭へ!
平安初期に宇多天皇によって創建された仁和寺。
御室御所とも呼ばれるように、
皇室や緑が深く、4月の下旬から咲く御室桜も有名ですが紅葉もとても綺麗。
明治期まで皇族が住職を務めた格式の高い寺院。
このお庭が大好き!
右ほほには思い出がたくさんあって、ずっと眺めていたいくらいでした。
仁和寺の裏山「成就山」では、京都で一日お遍路ができる「OMURO88」があり、
約3kmの山道に四国八十八ヶ所の写しがある札所を約2時間ほどで結願できてしまうというもの。
⬆︎仁和寺の入場券と一緒にもらえる写経用紙
さてさて、きぬかけの路散策はいかがでしたでしょうか。
元気があればこのまま嵐電に乗って嵐山も行けちゃいます。
これから紅葉の季節の景色も楽しみです🍁
動画はこちら💁♀️(2021.09.24)