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浦和 美容師ナックさん【オフィシャルブログ】

勝手に感想#2 映画 「ROOM」

2017.03.19 16:01

「初めまして、世界」


7年間誘拐、監禁されていたママと、そこで産まれた5歳の息子ジャック。


そんな2人の決死の脱出劇?

サイコスリラーか!?


ではなく !


脱出後を描いたヒューマンドラマだったのだ!


「部屋」と、ママが世界の全てだった息子ジャック。

ドアの外側の世界の変化のスピードに、困惑しながらも柔軟に対応して逝く一方、


ママは「経験」がそれを邪魔し、壊れていく。



オトナは経験との戦い。

「知っている」と言うことは、どういうことなのか?




オトナは「経験」によって、知らず知らずの内に

狭い納屋の様な世界に自分を閉じ込めてしまいがちだ。

その方が「安心」だからだ。



そんな中、ママはもう1人の自分である息子に

何度も救われるのであった。



「子供は可能性」




外の世界に出るということは、経験(自分)を否定する事のようでもある。いや、否定ではなく、客観視である。



内側からだけでは、自分の外側は見えないが、

外の世界を見ることはできる。

視界はどんな生きものもいつも、外を向いている。

理由はきっと

外へ出る為だ。


劇中の天窓から見える空は宇宙空間だと、ジャックは言う。


外に出る事でしか、客観的な自分を理解すること

はできない。



そう教えてくれる映画です。



ママ役ブリー・ラーソンのアカデミー賞受賞が話題にもなりましたが、

やはり子役のコ、天才です。


映画同様、作品のテーマを構築する


俳優ジェイコブ・トレンブレイの表現力。


圧巻です。