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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

子どもに支援は必要か?

2017.03.20 00:30

こんばんは、sumaです。



僕は子どもいませんが、実を言うと僕も子どもを経験したことがあるんです(当たり前



冗談はさておき、子どもに支援が必要かどうかで言ったら、『必要だ』の言うのは当たり前です。



ただ、すこし理解が浅い。



現在、子どもの教育に関して様々な支援がありますが、


基本的には子どもを育てる親への支援ですね。



子育て支援だけです。



子ども自身に対する支援というのは、実のところないんです。




なぜなら、子どもには選挙権もないし、子どもに媚びを売る必要がないから。



というわけで、子育てに対する支援と、子ども自身に対する支援を分けて考えた時、政策的には前者しかありません。



子どもを持つ親が仕事をしながら子育てをするには、支援が必要です。



これは間違いありません。




では、子どもはどうでしょう?




子どもには、教育を受ける権利があります。



子育て支援を通して、親が子どもに適切に教育を行うことにでき、子どもにとっても有益であることが理想です。



ただ、子育て支援はあくまで親への支援にとどまり、その支援が子どもに何らかの利益をもたらしているかというと、グレーですね。



つまり、子どもに対しての支援は十分とは言えないのです。



では、子どもにとっての利益について考えてみましょう。



お金でしょうか?



好きなものを買い与えてくれる環境でしょうか?



知識を与えてくれる教育でしょうか?



答えはNOです。




子どもにとっての利益は、



『良質な経験である』と考えます。




これはデューイの『経験と教育』を読んで学びました。



訳書なので、すべての意を汲んだとは言えませんが。



経験の質とは、印象や人間関係の中でも変化します。



なので、同じ活動を経験しても、人によっては意味合いが変わります。


また、同じ人が同じ活動を経験しても、その時の状況によって異なります。



時系列でいえば、過去の経験の質も変えることができます。




ただし、この質を事前に予測することは極めて難しいと思われます。




なぜなら、経験は捉え方によって変化しうるものだからです。



固定された因子に置き換えることは難しいでしょう。



ここでは、結論に至ることはできませんが、



ここまでをまとめると、


子どもにとって良い経験を育むことが重要と言われているが、


それを効率的に、システマティックに提供する方法は明らかにされておらず、


政策では子育てをする親への支援に限られているのが現状である。



つまり、子ども自身の良質な経験を積むために、必要な支援や準備のあり方を考えることが必要になってくる。



子どもの良質な経験とは何か?



それを考えながら、自らの子どもと向き合うことが重要と考えます。



長くなりましたが、子ども支援は必要です。



しかし、子どもにとって良質な経験を生むことは簡単じゃありません。



作業療法における意味ある作業の選定が難しいように、子どもにとっての良質な経験は悩ましいものです。




しかし、今後の教育、予防医学の観点では重要であると考えます。




それでは。




suma's  occupation