師から知識を教わる秘訣(BG 4章34節)
2017.03.20 00:34
ヴェーダから
人生のカラクリとカルマを知り、
愛に生きるお手伝いの
ラーデーラーデーです。
最近
『シュリーマド・バーガヴァタム』
というヴェーダの大聖典
の学びを始めました。
書店に並ぶ一般的な本と
比べ物にならない
その知識の深さと膨大さに
圧倒されています。
その深さに思わずめげそう
になるのですが
ヴェーダには学び方がある
と師から
この『バガヴァッド・ギーター』
の節を習いました。
「精神の師(グル)に敬意を払って
この知識を学び、
恭しく問い、師に仕えよ。
絶対真理を覚った師は、
恭しく問い、師に仕えよ。
絶対真理を覚った師は、
経典の真意に精通しているので、
弟子に知識を授けること
ができるのだ。」
(4章34節)
本当にその通りだな
と実感します。
何かを学ぼうとするときに
「私はわかっています!」
と師に議論を持ちかけたり
いいところを見せようとすると
「あ、そう」と
いただけるものもいただけなくなる。
なので、正直に
分からないことを分からないと
伝えられることで
はじめてヴェーダは降りてくる
のだと思っています。
ここ膨大な量も
先代の皆様方は、何十年もかけ
会得されてきた。
だから、その慈悲を希って
いただけるものを受け継ぎ
バトンの様に次の方にお渡しする
そんなお手伝いがすこしでも
皆様とできればいいなと思います。
師はおっしゃいます。
「肉体や心は
決して満足することはない。
でも、魂が満足すれば、
すべてが満足する。」
その魂を満足させるのが
ヴェーダでありバクティヨーガであると
私は拙い経験ながらも確信しています。