号外版:その1『絶望と希望と欲望』
お久しぶりです、小野塚ノブオです。
前回、2月までこのブログを続けてきて、7ヶ月経ってまた久しぶりに何か書いてみようかと思います。
なぜそう思ったかと言うと、この半年の間に世の中が凄く変わってしまったと感じたからです。
はっきり言って、かなり暗い世の中になったと感じます。
人の心もかなり暗くなった。
昔、若い頃に大嫌いな大人からこんな事を言われた事があります。
『お前らはすぐ諦めたり、投げ出したりするが、腐らず毎日地道に頑張っていたら、いつか必ず良い事がある。』
僕の大嫌いな言葉です。
バッカじゃねーの?と、思いました。
その時の当事者、絶望を感じた奴らに根拠のない希望を語っても意味ありません…
そんな事に気付いてない馬鹿な大人達だなぁと思っていました。
ところが今、世の中が大きく変化している途中に僕達は立っています。
今までの常識は非常識になり、信頼関係が奪われ、命まで奪われて、なす術もなく立ちすくしてます。
近代社会が戦争以外で初めて味わう挫折……
今現在我々はコロナウイルスとの戦いにおいて今のところ劣勢です。
そして医療の現場では今も想像を超えるほどの努力をされてる方たちが多くいて、諦めずに必死に戦い命を救おうとしています。
でもね……その命を救ってもらう側の我々の意識って、どー思います?
死ぬ覚悟があるなら何してもいい?
楽しんだ方がいい?
『OK!死ぬ覚悟があるなら一人で死んで下さい。』
それを美学と言うほど僕は優しい人間ではない。
世の中が変われば自分の生き方も変わるのが自然だと思います。
目の前に爆弾が落ちてきたり頭の上を弾丸が飛び交ってる状況で自分は今、何をするべきか考えてみて下さい。
それは"自分"のためだけではない。
「自分の大切な人」の事を考えて下さい。
『そんなの関係ねーぜ』と思ってる人がいたら今の僕は、恥ずかしながらこう言おうと思います。
【諦めず、腐らず頑張っていたら絶対に良い事があるから】ってね。
希望と絶望は背中合わせだから、僕の希望はいつか絶望に変わるかもしれません。
でも『幸せになりたい』という欲望があれば、きっと良い事があるんじゃないでしょうか?
違うのかな?世の中はそんなに甘くないの? いや確かにそうかも。
でもね、まだまだ世の中そんなに捨てたもんじゃないよ。
自分で確かめてみて下さい。
諦めず、腐らず、自分を見失わず、頭の上を通り過ぎるミサイルや爆弾を上手くやり過ごして下さい。
すると目の前にきっと希望が現れると思います。
根拠は無いけどね。
僕は色んな☓☓物をやり過ぎて頭がイカれてるかもしれません。
何を言ってるのか分からないと、よく言われます。
だから僕の言ってる事を信用してくれなくてもいい。
でも僕がやってる音楽は信用して欲しい。
ライブの本数が減っても僕たちはちゃんと活動してるのでカナリア時限爆弾をどうか忘れないで下さい。
絶対に近いうち皆さんの前で良いライブが出来るように準備しておきます。
コロナ社会に負けを認めたわけではない。
僕は敵に一生、自分の笑い声を聞かせるために生きてます。
ではまたいつか、笑顔で会いましょう。