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2nd Pohnpei Life 

ポンペイ滞在の理由

2017.03.20 11:50

3月4日に結婚式を終え、2週間が経ちました。

ここで「なんであんたらそんなに長くポンペイにいるん?」

と思っている方も多いでしょう。



はい。私達もなんでだろう?と思っています。笑

言えることは「ポンペイが好きだから」という理由でしょうか。



そもそも、私は大学二年生の時にひょんなきっかけからミクロネシア連邦を知り

国柄や文化、国民のおもしろさにどハマりし

大学ゼミで必須だった年に一度の論文をミクロネシア連邦テーマにして研究しました。

四年時の留学は語学留学も含めた卒業研究留学でした。


その卒研時に、私がいるからと初海外で正太郎が来ました。

英語もなにも話せないのに、すでに4ヵ月いた私よりも現地の人と仲良くなれるほどに肌が合ったのか

私と同じくミクロネシア連邦の魅力にどハマりしてしまいました。



帰国後、私はミクロネシア連邦を知るきっかけとなった方がオープンした渋谷のカフェに就職し

正太郎は仕事に戻り

お互いに朝から夜遅くまで働く生活。

そんな中でも、二人で「大好きなミクロネシアの為に私達は何が出来るだろうか」とよく話し合っていました。


特に私は、留学時のホストマザーに

「やっちゃんには是非ミクロネシアをテーマにしたレストランをやってほしい」と言われ

私の人生観を変えてくれたホストマザーないしミクロネシア連邦に、何か恩返しがしたい!

と、ノウハウを学ぶべくの飲食店就職でした。



目まぐるしく過ぎていく社会人生活。

毎日何を食べて何をしていたか思い出せないほど

あっという間に時間が過ぎていく。

自分の体調不良に気づかないほどに早かった。



そんな中でも精神的支えだったのが

「またミクロネシア連邦に行くんだ」

「またミクロネシア連邦で住むんだ」

ということ。


そして、

正直東京で働いていては自分の仕事のことを考えるので精一杯で

ミクロネシア連邦のことなんか考えてられん!

という状態だったので



結婚を機に

一旦リセットしてポンペイに滞在して

改めて今後の人生の中で

どうやってミクロネシア連邦と関わっていこうか

今出来ることは何だろうか


ということを現地で考えよう!

現地にいないとわからないことが沢山ある!!


ということで

運良くも恵まれた職場にいた私は仕事を辞め

正太郎はフリーランスなので仕事を一時中断し

飛び込んでしまった

という訳です。



こんなに人生をかけちゃうのも

二人ともミクロネシア連邦大好き狂になってしまったからなのです。

ミクロネシア連邦がなかったら正太郎と結婚していなかったかも、というくらい

私達の中でミクロネシアが占めるウェイトが大きいのです。



まあ、こんなもっともらしいことを言っていますが

半分は贅沢ハネムーン&仕事で疲れた身体を休める

という名目なので

週の半分以上は現地の人並みに何もせずぐうたらしています笑



ですが本当に

今回の滞在で、私がミクロネシア連邦に貢献出来ることを明確にしたいな〜と思って

日々思考を巡らせています。



でも、ただ大好きで現地の人と仲良くなって

文化交流して、

だけじゃあ何の生産性も経済性もないと

留学時よりちょっと大人な目で見れています。

前は「仲良くなりたい!友達100人作りたい!」的な感じでした。



中学の時、仕事体験課程で

自分が通っていた幼稚園に先生として1週間通いました。

毎日日誌を書いて提出していたのですが

最後の日、主任の先生に「ありがとう。お疲れさま」と言われるかと思いきや

「あなたの日誌には、子どもたちと仲良くなれた、これを教えてあげた、一緒にこれを作って楽しかった、等々書いてあるけれど、これってただの園児目線の感想よね?一週間なにやってたの?あなたは先生として来ていたんだから、仕事がどういうものなのか、もう少しよく考えたほうがいいわよ」

と言われ

激凹みして家に帰ったのを覚えています。

その当時は中学生だったので、仕事というものが何かもわからず、それを教えてもらいに行っていたので

最終日の最後にそれ言うなよ!初日に教えてくれよ!と思いましたが

このご時世、そんなことをズバッと言ってくれたことに今は感謝しています。


この言葉を今回の滞在でふと思い出し

その通りだなあと痛感。


仲良しこよしをしていてもお互い何も成長しない。

何かを生み出すのならば、その先の経済的&社会的に回ることをしなければ。



そんなことをつくづく痛感している

滞在3週間目なのでした。


まだまだ知らないポンペイの魅力を解きほぐしつつ

ダラダラしつつ

自分の立ち位置を見つけるという

変に真面目なハネムーン紀行


しばらくお付き合い願います♡