【竹島ガーデンピクニック・インタビュー】音楽を聴いて、出店を覗いて。そしてのんびり芝生に寝転がって楽しむ1日。
愛知県蒲郡で開催されるデイフェス。飲食や物販などの出店が並び、アコースティックをメインにしたライブやライブペインティングも行われる。コロナ禍だからこそ、やれる範囲のものをやる。入場料は無料のフリーフェス。ここではゆったりとした週末が過ごせるはずだ。竹島ガーデンピクニック実行委員長・カシワギさんにインタビュー。
–– 竹島ガーデンピクニックは、そもそもどんなイベントにしたいと思ってスタートさせたのですか。
2017に地元蒲郡を盛り上げようと、普段は飲食店や主婦をしている女性4人で実行委員を作り、たくさんの仲間に助けてもらいスタートしました。
–– コロナ禍の2021年秋は、多くのフェスが中止や延期という判断を下しています。開催を決めた思いを教えてください。
昨年、2020年は春に小さくワンワン竹島ガーデンピクニックを企画したものの、世の中がコロナ色に染まり開催は中止となりました。今年も相当悩みましたが、やはり個人的にもですが、共感してくれる仲間たちの中でも、やれる範囲内でもいいから音楽の火を消さないこと、メッセージを伝えることが大切だという共通の想いがあり企画をしました。実際、夏前に企画し市や県に申請したのですが、もう少し状況マシになっているとは思ってました…。
–– 今年は会場が海陽ヨットハーバーに変更になりました。どんな場所ですか。
竹島園地も最高のロケーションですが、今回はコロナ対策により、今までの竹島園地より広い会場での開催です。ヨットハーバーも、隣の星越海岸も、海上にヨットが見えたりして良い場所なのですが、多くの人には知られていないのが現状です。これを機にたくさんの人に知ってもらえたら良いなと思っています。
–– 出店数はどのくらいを想定していますか。竹島ガーデンピクニックに参加する出店ブースの特徴があれば教えてください。
出店は1日あたり80店舗程度です。やはり今年はコロナ前のようにはいかず、他県からの出店参加者やアクティビティなどは減ってはいますが、キッチンカーブームもあり、いろいろなジャンルの美味しものや楽しいお店が並びます。
–– 両日、8アーティスト程度のライブが予定されています。地元のアーティストも出演なさるのですか。またタイムテーブルは発表されるのですか。
両日ともにメインステージ5組、投げ銭ステージに3組を予定しています。午前中にはキッズたちのダンスステージもあります。地元で頑張っているアーティストと遠くから来てくれるアーティストと半分ずつくらいの割合です。タイムテーブルはもうすぐ発表します。
–– 多くのライブも中止や延期になっている中での開催は、アーティストに対しても大きなメッセージがあると思っています。参加するアーティストから、出演に対してどんな反応がありましたか。
竹島ガーデンピクニックが今年最初で最後のフェス出演になるといったアーティストも中にはいます。音楽を生業にし、ライブすることを生き甲斐にしているアーティストであっても、残念なことに他の職につかなければやっていけなくなっているアーティストもいます。大好きな人たちに、歌い続けて、鳴らし続けてもらいたいし、応援し続けていきたいです。
–– 参加される皆さんには、どんな時間を過ごして欲しいと思っていますか。また参加するにあたって心がけてもらいたい点とは?
ステージ前でお酒を呑んで騒いで楽しむ従来のフェスもいいですが、のんびり芝生に寝転がったりしながら、流れてくる音楽を楽しむようなピクニックイベントもいいものです。タケピはコロナ前からこの両方の楽しみ方ができるイベントではありましたが、ステージ前でも芝生でも体操隊形くらいに広がって、アーティストの熱いメッセージをしっかり受け取るような楽しみ方をしてもらえたらいいなと思っています。
開催日:10月2日(土)10月3日(日)10時〜17時
会場:海陽ヨットハーバー(愛知県蒲郡市)
出演:スクナシ、ALKDO、モミーFUNK!、☆マーレーズ☆とメガボン、千尋、CHAN-MIKA、Gravityfree、ほか
入場無料