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40代からの快適な体と心

入院2

2021.09.25 01:40

前記事の続きです。 


受け入れ可能な小児科を探してくるとドクターに言われ、目が虚ろになっている息子の足をさすりながら待っていると、ドクターが戻ってきました。

聞いた事があるかどうか分からないけれど、新しくオープンしたHong Kong Children's Hospitalで受け入れてくれる事になったから、救急車が到着するまでここで待ってて。私が余程不安そうな顔をしていたのでしょう。ドクターは、ここの小児科チームが移ってるの。私達のチームが移ってるのよ。何も心配しなくていい。大丈夫だから。向こうのドクターには、状況を話してあるし、全て把握してるから大丈夫。チルドレンズホスピタルに着いたら、ドクターが待っててくれるから、マミーは何も心配しないで。と力強く言ってくれました。その後、男性の看護師さんが、今、救急車を手配したから到着するまで1時間くらい待って。その間にPCR検査しようと息子のベッドを押して検査室へ。私は検査室に入る事はできないので、廊下で待っていたのですが、一人になった途端、少し気が緩んで泣きそうになってしまいました。息子の検査が終わり、ホールに戻る息子に付いていると、先程の看護師さんが、笑顔で私に向かって、大丈夫。心配しなくても大丈夫だから。と何度も声をかけてくれながら、息子に2本目の点滴を投与する看護師さん。

救急車を待っている間も息子は、目が虚ろになり、目を閉じたり、急に我に帰ったように目を開いたりを何度も繰り返し、何かと戦っているようにすら見えました。ここで私が泣いたら、息子を不安にさせてしまうという一心で、ただただ息子に話しかけ続けました。すると、突然起き上がった息子が吐きそう。と言うのでナースステーションに行き、ビニール袋をもらったのですが、吐きそうなのに吐けないと言う息子。

そんなやり取りをしていると救急車到着。病院のベッドからストレッチャーに移され、3人がかりで息子を運びます。救急車の中で、体温を測り、血圧を測り、指に何かをはめて何か(多分、心拍数)の確認をしていました。

チルドレンズホスピタルに着くと、セキュリティーの方が待機していて、外科病棟まで誘導してくれました。外科病棟に着くと、看護師さんが3人待機していて、救急隊の方から引き渡される息子。処置室に入ると、すぐに息子のID カードをチェックして、必要な書類に記入していく看護師さん。私の気を紛らわせるためか、その間も世間話をしながら、私を笑わせてくれました。書類の記入が終わると、これ持って下で入院手続きして来てと言われ、あまりにも展開が早すぎて動揺する私。。。記入している際に、私がワクチン接種済みかどうかの確認もされました。ワクチン接種済みと伝えると証明書を提示するよう言われたので、eHealthのアプリを開いて見せて終了。

入院手続きを済ませて病棟に戻ると、ドクターから、家族で同じ様な症状が出ている人がいるか、食前食後で痛みに違いがあるか、いつから痛みがあるのか、以前にも同じ様な痛みがあったか、血便、血尿の有無など聞かれました。その後、触診をして痛みがある場所を特定し、生殖器のチェックをして(このとき、ドクターからママは外で待ってと処置室から出るように言われました)、一旦、席を外したドクター。ドクターが席を外している間に吐いてしまった息子。

服が汚れてしまった息子を見て、ドクターからどうした?何があったの?と聞かれたので、吐いてしまったと答えると、何を吐いたの?と聞かれて、私はいまいち質問の意図が分からず、ランチに食べたものを全部吐いてしまいましたと答えると、血は混ざってた?と。血は混ざってなかったと思うと答えると、OKと一言。その後、おそらく急性胃炎だと思う。今晩は、飲食禁止で投薬して、様子を見ましょう。一晩投薬して、薬が効いてるか様子を見よう。明日になって彼の状態をみないと現時点では何とも言えない。明日、もう一度、超音波検査をして次を決めよう。とりあえず、今日はこのまま入院して様子見。と伝えられました。ここのドクターにも、私が余程不安そうな顔に見えたのでしょう。。。心配するような病気ではないから大丈夫。今日の入院は経過観察だよ。心配しなくてもいいよ。と何度も言われました。息子は病院のパジャマに着替え病室へ。私は、看護師さんから入院に必要なものを取りに帰るよう言われ、一旦帰宅するのでした。。。


まだ続きます。