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インドネシアの結婚式へ参加したお話

2017.03.26 14:00



先日、インドネシア人の結婚式へ参加してきたお話。



これまで日本人の結婚式にしか参加したことがなかったわたしには、とっても新鮮で貴重な経験だったのでブログで紹介してみたいと思います♪




当日に着ていく服についての奮闘記の記事はこちら↓

【過去記事】インドネシア人の結婚式に何を着ていくか問題



今回参加したのはインドネシアの古都 ソロで行われた結婚式でした!



インドネシア人の結婚式は、

日本との文化の違いを感じることだらけで、とっても斬新でした。



まず、会場へ向かう途中に主人に聞いて早速驚いたのが、この日の結婚式は『3日目』という事実。



なんとインドネシア人の結婚式は、数日間かけてお祝いを行うことがよくあるらしいのです。(宗教によっても様々なようですが)



わたしが参加した日の結婚式は、19時から開催されるHotelWeddingでした。



ホテルの前には、

結婚祝いで作られた大きな四角い花輪が並んでいたり、綺麗な服装の人たちが大勢出入りしていたり祝賀ムードたっぷり。



会場へ着くと、

おそらく親族と思われる方たちがお揃いの衣装を着て、入り口に並び来場者に挨拶をしていました。



受付にあるノートに名前を書いて、入り口に置かれているこの金色のBOXにご祝儀をいれて中へ入ります。




ちなみに、インドネシアはご祝儀文化も日本と異なるようです。



ご祝儀は封筒に入れて上のBOXにいれるのですが、なんと封筒には名前は書かないのが普通なのだとか。



金額も特に決まりもなく、個人の自由。

そりゃ封筒に名前を書かないので本当に個人任せですよね(笑)



我が家は大人2人分ということで、5,000円程度入れておきました。


会場内は、とーっても広くて、前から後ろまでぎっしりと円卓が並べられていました。



会場に入るまで、立食か着席形式なのかわからないままの参加だったのですが、

今回のパーティーは1,000人規模の着席形式のパーティー。(立食のケースもよくあるようです)



どこに座ればいいのかもわからず、会場で立ち尽くしていると、主人の知り合いが声をかけてくれ、ようやく着席。



席次表がなく、どこにでも座って良いみたいなのですが、みんな会社単位、親族単位などで集まってテーブルに座っているらしいです。


会場内には主役の2人の素敵なウェディングフォトなども飾られていました♪ 



そして、会場内はざわついたまま、いつのまにか新郎新婦が入場しはじめ、大勢の親族がその後ろに並んでゾロゾロと行進してきます。



新郎新婦のいる高砂的なステージは、まさに豪華絢爛。



写真左のスクリーンには、式の様子が常に映し出されていて、遠い席からも新郎新婦の顔など見えるようになってます。



スクリーン横にはステージがあり、生歌&生演奏で会場を盛り上げてます。



そして、特に新郎新婦の挨拶があるわけでもなく、式がスタート。


料理が運ばれ始め、スタッフが入り口からゾロゾロと入ってきて、各テーブルに配りに行きます。



その間、主役の2人はステージに立ち、ずーっと誰かと挨拶&写真を撮り続けてます。



そして、来場者は料理を食べながら、前のテーブルの人たちから順に席を立って新郎新婦に挨拶しにいき、10人単位くらいで一緒に写真を撮っては、席に戻っていきます。



我が家も同じテーブルの人たちに誘われ、一緒に席を立ち主役の2人へ挨拶と写真撮影!



この写真撮影は、ほぼ流れ作業状態なので、全然知らない人と一緒の記念撮影(笑)


主役への挨拶も握手と一言で終了。

全てが一瞬です!!(笑)


一瞬すぎてあまりちゃんと見れなかったですが、新郎新婦の衣装もインドネシアの伝統衣装のようで、女性の髪形やメイクもとても独特でした(写真が載せれず残念ですが)



そんなこんなしながらも、テーブルに続々と運ばれてくるお料理たち。



ちなみに、席にははじめから甘いお茶が置かれており、お酒は一切出てきません。



お料理の一皿目。


ナッツと揚げ物とシュークリームのようなもの。




二皿目は、野菜と魚の練り物?のスープ。



三皿目は、ご飯、揚げ物、ミートボール、茹で野菜、ラタトゥイユ的なものなど。



最後は、写真撮り忘れましたが、デザートにシャーベットが出てきました。



日本の数万円かける結婚式のお料理メニューよりも、とてもシンプルな料理。

どれもそれなりに美味しかったです♪



途中、スクリーンに新郎新婦2人が映る映画のような美しいムービーが流れたり、

会場に踊り子が入ってきて踊っていたりと、催しはどんどん進んでいくのですが・・・


とにかく会場内はザワザワしていて、みんな見てないし、聞いてもいませんでした(笑)



そして気づいたら、新郎新婦がいつのまにか退場し、式は終了!!たぶん全員と写真も撮り終えてないまま。。



新郎新婦の退場と共に参加者たちも帰り始め、最後に入り口で新郎新婦がお見送りとプチギフトを渡してくれて、結婚式は終わりました・・・。




今回参加したインドネシア人の結婚式は、

始まりから終わりまで、新郎新婦は一切コメントすることなく、進行のアナウンスも特になし!


ただただテーブルで料理を楽しみ、新郎新婦と記念写真を撮って終了という、

日本のかっちりと進行していく披露宴スタイルとは、まるで違う結婚式スタイルで、感動するポイントもなければ、新郎新婦の人柄などを知るポイントもない!


主人とわたしは終始ポカーーン状態でした(笑)



そんな衝撃の結婚式でしたが、

大勢の親族や友人たちが衣装を合わせてお祝いに駆けつけている様子などをみて、親族の絆を大切にしているインドネシアの文化を感じることができたり、様々な日本と異なる文化に直接触れることができて、とてもとても良い経験になりました!!!




もし、ジャカルタ赴任&駐在されている皆さんで、インドネシアの結婚式に参加できるチャンスがある方は、ぜひぜひ参加してみてください!!!


きっと、人生の中でもとても貴重な経験になるかと思います。




以上、

インドネシア人の結婚式に参加したお話でした!