9・25ビデオの全面開示を求める全国一斉アクションを実施しました!
本日9月25日(土)に、ビデオ映像の全面開示を求める全国一斉行動がおこなわれました。
3月6日に名古屋入管でスリランカ人被収容者ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった事件について、収容場に設置された監視カメラの映像を開示するよう求めたものです。「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」が呼びかけ、各地の市民団体・支援団体・弁護士有志などが主催して実施しました。
【札幌】
14:00から2時間、札幌駅前の紀伊国屋書店前で6人でスタンディングデモを実施しました。
【仙台】
13時~14時で仙台駅前のアーケート街の交差点付近で、スタンディングデモを行いました。参加者は、仙台POSSE、入管問題の解決を目指す東北学生、他合計30名規模での開催です。多くの市民が注目し、プラカードを読んでいました。
【高崎】
JR高崎駅西口のペデストリアンデッキにて、15人ほどでパネルの展示、チラシ配り、リレートークをしました。
【東京】
ウィシュマさん死亡事件の真相究明、再発防止、ビデオ開示を求めて、日比谷公園を出発して法務省一周デモ行進(サイレント)をおこないました。仮放免者や支援団体のメンバーのほか、ネットでの呼びかけをみた個人も参集し、200人超がデモに参加しました。
【名古屋】
名古屋駅桜通口付近で11時から12時まで、約30名が参加してスタンディングデモをおこないました。ウィシュマさんのご遺族、ウィシュマさんの代理人弁護士、支援団体からの報告・アピールをおこない、またビデオ開示を求める署名を呼びかけました。
【京都】
15:30から仏光寺公園にて集会をおこない、外国人労働者・難民の支援団体ほか在日朝鮮人青年、障害者当事者の方からのアピールをもらい、今回のデモに参加できない仮放免者・被収容者からのメッセージを読み上げました。16:00からデモに出発し、「ウィシュマさんの真相究明を行え」を中心的にしながら、「非正規滞在者の生活を保障しろ」「ムスリムヘイトをやめろ」「外国人労働者を使い捨てるな」などのシュプレヒコールをし、京都市役所前まで約65人で行進をおこないました。
【大阪】
13:00から大阪市内の中之島公園女神像前で集会をおこない、各支援団体、入管で収容された経験のある仮放免者からの発言がありました。集会後、約80名でサイレントデモをおこない、マイクから名古屋入管死亡事件の真相究明と再発防止を呼びかけました。
【高知】
12:50から14:00まで高知中央公園北口(帯屋町商店街)にて、4名でスタンディングをおこない、ビデオ映像の全面開示を求める署名を呼びかけました。街頭の人たちのチラシの受け取りもよく、署名に応じる人も多くいました。「放ったらかされたがよ、だからなくなったが!」「入管が調査してないんだろ?一個一個政府を点検しないとだめだ!」など、入管による医療放置や事後の調査の杜撰さへの批判的な声も聞かれました。
以上、全国各地でたくさんのご参加ありがとうございました。
引き続きウィシュマさん事件の真相究明と再発防止の徹底を求め、声をあげましょう!
ウィシュマの死は決して彼女一人だけの問題ではありません。
ぜひ多くの皆様の声で入管行政を変えていきましょう!
オンライン署名はこちらから
紙の署名はこちらからダウンロードできます。(2021年9月29日必着)