映画「メットガラ」はおもしろい
2017.03.22 23:50
映画の話のつづき(それもまたbunkamura)として取り上げたいのが
4月公開予定の「メットガラ」です。
2015年の画期的といわれたファッションとアートの展示
「China: Through the Looking Glass」展に材をとったドキュメンタリー。
主人公はザメトロポリタンミュージアムオブアート・
イスティトュート・オブ・コスチュームでヘッドキュレーターを務める
アンドリュー・ボルトン。
どこかボウイを思わせるハンサムな英国人です。
彼が企画したおおがかりなファッションと中国をテーマにした
特別展示の進行をガラパーティをクライマックスにして
ずっと追ったもの。
途中「ファッションはアートじゃないよ」というラガーフェルトや
ガリアーノのインタビューが挿入されたりして
まあ観ていても企画に無理はあるなあと思うのですが
それでもおもしろい作品です。
事実としてはこの企画展はもっとも成功したものとのこと。
ボルトンはいつもトムブラウンを着ているなあと観ていたら
当時のパートナーのようでブラウンもちらりと姿を見せています。
ここの画像はガラの日にボルトンが着ている
トムブラウンのテールコート
ちゃんとトムブラウンになっているのがおかしい。
なお原題は「The First Monday in May」
美術館がファンドレイジングのために開くパーティ(日本題)が
この日に開催されるからなのです。
女性は絶対におもしろいと思う作品だと思うし
男がみてもなかなか印象に残ります。
#メットガラ #アンドリュー・ボルトン #トム・ブラウンのテールコート #トム・ブラウンのパートナー