Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あかまつの丘 西本梅

炭焼きを地域産業に!

2020.12.26 01:32

園部町大河内で
炭焼きに取り組む皆さま

大西 一三さん 長溝 豊彦さん
五島 清さん 安達 実さん

 園部町大河内にて、炭焼きを復活させる取り組みが行われています。大河内森林組合を中心に、山を保全していくため伐った木の活用方法を考えた結果、昔この地域で栄えていたという「炭焼き」に注目しました。


みんなで炭焼き窯づくり

「炭焼き」の復活と言っても、炭焼窯のの作り方すらわかりません。そこで、60年前、大河内で炭焼き仕事をされていた五島 清さん、安達 実さんにご指導いただきながら、のべ40名で炭焼き窯を完成させました。学生さんなど多くの人がチラシなどを見て、協力してくれました。


むかしを振り返って

「昔は田植えがすんだらみんな炭焼きを仕事にしとったんや。今でも山に行ったらそこらじゅうに炭焼き窯の跡が残ってますよ。プロパンがない時代は、お料理もお風呂も炭がなかったら大変やったからな。」

と語る御年90歳になる安達さん。今回、窯焼き指導に携わり、昔の炭火暮らしを懐かしんでいました。

今後について

「こうやって昔の技術を活用して、どんどん地域産業にしていきたいですね。それが地域の振興につながり、山も綺麗になったらうれしいです。」

と語る代表の大西さん。1回目の窯炊きの炭は取り組みに携わった方々へプレゼントしたそうですが、今後は販売にも力をいれていくそうです。

 今後大河内での炭焼きと、それに基づく地域づくりに注目です。